その後(今回は2テーマ)

#昨日フジテレビ系列で、22:00時〜23:09までコマーシャル無しで、
「私たちは何を間違えたのか・・・検証あるある大辞典
なる番組やっていました。
私、帰宅が10時過ぎだったのと、風呂上りにTVの番組表みて気付いたので、
放映時間の半分も見れませんでした。
「頭を下げる番組」といえば確かにその通りなのですが、
再発防止のために、それなりに手間隙かけて検証したことはわかりました。
でも不祥事が出なかったら、このようなことが続いていたのでしょうね。
おそらく前回の


発掘あるある大辞典Ⅱ訂正放送
3月28日PM10:00〜10:15分
と昨日の放送で、この件に関しての番組は終了ではないかと思います。
余計なことかもしれませんが、
今回も番組終了後
公共広告機構のCMが3本続けて流れて、
その後グループ企業の産経新聞のCM
三菱東京UFJ銀行のCM
フジテレビの番組の宣伝2本
タカラ缶チューハイ
このように続きました。


#米韓FTA
2007-03-27 FTA
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070327
で触れましたが、
昨日朝日、朝刊1面左上に、

米韓FTA正式合意
コメ開放は盛らず

の見出しあります。


2面にも関連記事あって、

FTA日本出遅れ
対米交渉に備えなし


米韓、同盟強化を最優先


韓国産業の起爆剤期待

の見出しでした。
日本の場合FTA出遅れているの、農業問題が大きいですね。
韓国も農業問題があったのですが、合意に至りました。
今まで農業が保護されてきたのは、食料の自給ができないと有事に困る。
そんな理由付けもありました。
でも実際、現状でも輸入に頼らないと日本の胃袋は満たせませんね。
農業の保護は、政治的な理由(票になるってことです)が多いのではないかと思います。
もし郵政民営化のように、自民党が農業見捨てても、
民主党が今度は農業の救済を言い出しそうです。
「とりあえず、票になれば」
その姿勢が、諸悪の根源のように思えてしまいます。
目の前の事だけ見て、本質を先送りしていたのでは、
根本的な解決・進展は望めそうも無いですね。


1面の記事中に

ただFTA発効には議会の批准が必要。米韓とも議会には批判的な意見も多く、承認までには曲折も予想される。

とあります。


私の知識不足で、日本のFTAの現状「2007-03-27 FTA」の時きちんと書けていませんでした。
3面に「日本のEPAFTAの取り組み状況」という表が出てました。
正確な所を紹介しておきます。


締結
シンガポール(02年1月)
・メキシコ(04年9月)
・マレーシア(05年12月)
・フィリピン(06年9月)
・チリ(07年3月)
大筋合意
・タイ(05年9月)
インドネシア(06年11月)
ブルネイ(06年12月)
交渉中
ベトナム
東南アジア諸国連合ASEAN)
湾岸協力会議GCC)
・韓国(04年11月以来交渉中断)
・インド
・オーストラリア(初の農業大国相手で難航必至)
・スイス

だそうです。
アメリカとは交渉もしてないのですね。
こういうの見ていると、
ユーロ圏って偉大な実験ですね。
アジアが1つになれるのか?
これはどうも日韓中ネックですね。*1
それと北朝鮮問題でしょうか。

*1:他にもインドとパキスタンとか、近所同士がうまくいっていない国あるでしょうね