永井靖二さん

永井さんご存じなくても気にしないでください。
私も昨日まで知りませんでした。
朝日新聞の記者さんです。
昨日この方の署名記事読んで、私ニンマリしてしまいました。
紹介します。
昨日朝日新聞・朝刊be、1面の「日曜ナントカ学」
この記事全文永井さん書いています。
 

私事ながら、職場で「今後身につけたい技能」というものを申告した際、「光合成」と書いた。翌日、上司から「人類ができることを書け」と怒られた。

とあります。
署名記事の書き出しの部分です。
掴みはOK!そんな感じですね。


朝日さん社員に「今後身につけたい技能」こんな質問したりするのですね。
普通の会社だと、「高層建築の窓拭きのための、ロッククライミング技術」*1とか仕事に直結した内容を書くことになると思います。
永井さんの答えの「光合成」思いつきました?
確かに会社側の意図をよく理解していない、バカ者と言えるかもしれませんね。
でも、こういう発想ができる方が記者として、署名記事(しかもかなりの量です)書ける立場にいらしゃる朝日、素晴らしく感じました。
上司も素晴らしい。
怒られたと書いてありますが、
上司の目は、キット・いや絶対に怒りの目ではなく、
微笑みの眼差しだったことと思います。
だって、上司の怒り方も素敵ですね。
「人類ができることを書け」
素晴らしい。
社内の上司と、部下の良い関係を見た思いがしました。
こういう職場環境じゃないと良い記事は書けませんね。

*1:最初思いついたの中国語でした。しかし光合成に比べるとあまりに普通なので、少しひねってみました。