ダカーポ620号

昨日創刊号から購読し続けているダカーポの最終号買ってきました。

ダカーポ 2008年 1/2号 [雑誌]

ダカーポ 2008年 1/2号 [雑誌]

宅配で購読していたのですが、最終号の前の号で契約が切れるなんて、
偶然にしては出来すぎのような気がします。
今日のNHKニュースウォッチ9でも、
「苦戦する“情報誌”ネット時代の雑誌文化」
という特集で、ダカーポの休刊取り上げていました。
私もこのなんやかんやで「ダカーポ」で日記の検索すると、14回出てきました。
今日も書いたので15回になりますね。
ダカーポ創刊以来26年で出た620冊中619冊保有することになりました。
1冊足りないのが残念!昨日も1点足りなかったし。
どうも詰めが甘いですね私。


最期のダカーポは2007年のまとめの1冊になっています。
☆ 今年最高の本
☆ ヒト・モノ・ブーム・事件の総まとめ
それ以外に、
☆ 日本人のための「日本語」入門
☆ 第10回「坊ちゃん文学賞」発表
これが表紙に書かれています。
坊ちゃん文学賞今回の選考の模様ダカーポのメルマガから引用します。

 □ 坊っちゃん文学賞
坊っちゃん文学賞」は、漱石の代表作『坊っちゃん』の舞台となった松山市
が、新しい青春文学の想像を目指して市制100周年を機に創設した文学賞です。
2年ごとに選考会を行い、今回で10回目。これまでの大賞受賞作品の中には、
TVドラマになったり、映画化された作品も出ています。
今回、私も11月13日の選考会に行ってきました。行ってびっくり、会場では驚
くほど白熱した議論が交わされていたのです。大賞作品をめぐって、選考委員
の意見はまっぷたつ。椎名誠さんと高橋源一郎さんは王道的な青春小説を推し、
早坂暁さんと中沢新一さんは、性の問題を扱った意欲作を推すという形でした。
最終的に、早坂さんの現代の若者の性についての大演説の末、早坂、中沢派の
勝利となりました。応募作1048点の中から選ばれた作品は、東京都在住の29歳、
甘木つゆこさんの「タロウの鉗子」、甘木さんには賞金200万がが贈られまし
た。今回の大賞受賞作、なかなかの問題作です。ぜひ、読んでみてください。
●高木幹太(タカギミキタカ

まだ読んでませんが読ませていただきます。


で、この「坊っちゃん文学賞」ですが、
最初マガジンハウスの「鳩よ」と言う雑誌に受賞作掲載されていました。
「鳩よ」が休刊になったため、「ダカーポ」に掲載されるようになりました。
次回受賞作はどの雑誌に掲載するのでしょうか?
アンアン・ハナコ・ブルータス・ターザン、ん〜
クウネル、あたりだったりして。


ダカーポのメルマガの最終号のトップと、
編集長さんのお話し引用しておきます。

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 ダ カ ー ポ 編 集 部 だ よ り      2007年12月05日発行

 ダカーポ 620号── 12月05日発売 特別定価450円

               ダカーポは今号をもって最終号になります!
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最終号って見るとやっぱり寂しい。


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□ □ □ □ [ 編 集 長 の 小 部 屋 ] □ □ □ □ □ 
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  □ 休刊

とうとう「ダカーポ」最終号、このコーナーも最終回となりました。休刊が決
まってから、これまで2ヶ月間、様々な方々から「残念です」と声をかけてい
ただきました。また、取材をいくつも受けました。12/5のNHKニュースウォッ
チ9でも放送される予定です。こちらの方は概ね「いま雑誌のおかれている状
況」というテーマで、雑誌衰退の象徴のような取り上げられ方なのですが、ス
タッフの人たちは皆同様に「ずっと読んでいました」と言ってくれました。と
にかく26年、それなりに読まれ、それなりに役に立ってきたのは間違いありま
せん。
さて、最終号は、最も「ダカーポ」らしい企画、「今年最高!の本」と「ヒト・
モノ・ブーム・事件の総まとめ」、年末の2大企画をラインナップしました。
1年で最も人気のある企画の2本立てですから、いい形で締めくくれるのではな
いかと思います。また、各連載も最終回バージョンです。特に「メカアフロく
ん」と「ことばのことばっかし」は必読です。泣けます。
最後になりますが、これまで「ダカーポ」を愛し、支えていただいた皆様に、
厚く御礼申し上げます。皆様の支えがあったからこそ、26年の長きにわたり、
雑誌を存続できたものと、スタッフ一同あらためて感謝しております。
本当にありがとうございました。では、また、いずれ。
                      ●高木幹太(タカギミキタカ)

高木さん今日TVにしっかり出ていました。


26年長いですね、私も学生から、会社員になって、
松山〜大阪〜京都〜神奈川と移動しました。
この移動のたびにダカーポ捨てずに実家に送っていました。
もう読めないというのは寂しいですね。
チョット反権力みたいな所が感じられて私は好きでした。
これで私は定期購読雑誌なくなります。
ダカーポ長い間ありがとう。ご苦労様でした。


#後述
はまぞうで、ダカーポ最終号(620号)リンクできたので載せておきます。
ダカーポ最後の雄姿です。