上司に恵まれない

石破防衛相「辞任しないで究明にあたる」というような発言されていました。
やっぱり。
昨日も書きましたがそんな感じしていました。
自分の所にイージス鑑の事故の報告が遅れたことを話す時の不快感の表明の仕方、
防衛省トップとしてあるまじき態度。
自分が辞任しないで済むように保身を計った態度ミエミエでした。
TVで見ていてそう感じました。
対応が悪かったとはいえ、自分の部下です。
記者会見で距離を置いて突き放してしまう態度良くないと思います。
自衛隊シビリアンコントロール文民統制)されていなくてはいけません。
用語解説です。↓
文民統制 - Wikipedia
これで怒って、自衛隊の方たち暴走しないでくださいね。
「平和は武力で守るのではなく、対話(外交)で守るもの」という私見は変わらないのですが、
そんな人のいうことを聞いて命を掛けなくてはいけないなんて現場の自衛官の方かわいそうな気がします。
上司に恵まれませんね。
私そのへんは同情いたします。


石破さん自分の所に情報が伝達されるのが遅れたこと明らかにする必要は確かにありますが、
本来なら、自分の部下を批判して距離を置くのではなく、
自分も関係者として問題を真正面でとらえて、もっと残念そうに、自分の責任も示して、今後の改善を約束する。
これが本来のあるべき姿ではないでしょうか?
私なら、そういう上司の元で仕事をしたものです。
そういうことであれば、
上司に迷惑をかけてしまった。
という反省から、次への改善によりいっそう励む気になるのではないでしょうか?


今回ほとんど引用無く自分のTVで見た石破さんの会見の印象で書いてしまいました。
すこしこの印象の裏付けと思い、ネット検索してみました。
こんなの見つけました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080219/dst0802191025009-n1.htm
ネット配信のニュースなので、リンク切れに備えて、
一部引用しておきます。

 石破茂防衛相は19日午前の記者会見で、海上自衛隊イージス艦と漁船の衝突事故について、「こういう事故が起こったことは極めて遺憾なことだ。捜索救助に全力を挙げ、原因究明を早急に行わなければならない」と述べた。その上で、事故発生から石破氏への報告まで約1時間半かかったことを明らかにし、防衛省自衛隊の連絡遅れを強く批判した。

やっぱり、私だけでなく、石破さん批判しちゃっている印象持ってますでしょ。


石破さんが辞任しない意向を話した内容ありました。
http://www.nhk.or.jp/news/2008/02/21/d20080220000187.html
リンク元NHKですが画像ないのが残念です。
防衛相 再発防止で責任果たす

この中で石破大臣は、民主党鳩山幹事長社民党の福島党首が、今回の事故の責任を取って防衛大臣を辞任するよう求めていることに関連し、「危機管理の態勢がこれでほんとうにいいのかという指摘を受けている。その場で直せるものは直していくが、組織としてこれでよいのかという視点で改革に臨んでいきたい。改めるべきところは抜本的に改めていくのが自分の責任だ」と述べ、辞任は考えず、組織の改革など事故の再発防止に取り組むことで責任を果たしたいという考えを示しました。


最後に引用持ってくるのは今までに無いパターンでした。