OP25B(Outbound Port 25 Blocking)

supiritasu2008-04-05

初!
タイトル全て英数です。


何が起きたか?
情報処理試験の受験票が昨日届きました。
試験会場は去年と同じ。(たぶん家から1番近い会場です)
受ける試験も去年と同じ。(実を言うと一昨年も同じ)
アリャリャ(@_@;)
3度目受験のテクニカルセキュリティです。
家を出てから上手くいけば会場着まで30分です。


で、
今日はお勉強ネタです。
2008-03-11 XPを1台 - なんやかんや
で書いた、私用の新しいノート全て使いやすいようにソフト、ハードとっくにできていたのですが、
なぜかメールの送信だけ出来ませんでした。
何で???
アウトルック・エクスプレス、使用しているのですが、
メインのメールアドレスは、そこの会社の名前が@マークの後に付く独自ドメインのもの使っています。
送信メールサーバの、
smtp.***.com
もあっているし、
メール受信はしているので、ID、パスワードもあっているはずですので、原因がわかりません???
しかたないので、契約プロバイダーのアドレス使ってメール送信していました。


この原因しゅぜいさんの、3月28日の
のんびりやろう!情報処理試験! 〜1問1問コツコツと〜
のメルマガで解決しました。
のんびりやろう!情報処理試験!
メルマガ、まぐまぐで購読だとこちら↓
のんびりやろう!情報処理試験!-1問1問コツコツと-
送信できなかった原因。
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)
でした。
その会社のレンタルサーバーの会社から、
送信メールのサーバのポート番号25から変えるように言われていて、他のパソコンもだいぶ前に変えていたのすっかり忘れていました。
もし、
「メール受信は出来て、設定何処も間違っていないのに送信できない」
というかた、送信メールのポート番号が違っているかもしれません。
画像つけませんが、アウトルック・エクスプレスでのポート番号の変更の仕方書いておきます。


アウトルック・エクスプレスを開く
   ↓
ツール(T)選択
   ↓
アカウント(A)選択
   ↓
メール・選択
   ↓
出てきたメールの中で、今送信できないもの選択
   ↓
プロパティ(P)選択
   ↓
詳細設定・選択
   ↓
送信メール(SMTP)(P)の25をプロバイダさんの指定の番号に変更



変更の仕方は、「25」の入っている☐の中クリックして、半角で数字入れてください。
原因がOP25B(Outbound Port 25 Blocking)でしたら、これでメール送信できるようになります。
用語説明ですが、しゅんぜいさんの説明に勝てそうも無いので、引用します。

(今日の画像は、以下の引用中の図が上手く表示されないので載せています。)

OP25B(Outbound Port 25 Blocking)とは、インターネット接続サービスを
 提供している事業者(ISP:Internet Services Provider)が実施している
 迷惑メール対策の 1 つです。
 OP25B を実施している ISP は、名前の通り外向けの 25 番ポートを
 ブロッキングしています。

 つまり、ISP を利用中のユーザは、25 番ポートを使って
 インターネットへ抜けるような通信をすることができません。

 25 番ポートを使う通信と言えば、メール送信に用いる SMTP ですので
 接続中のユーザは、外部のメールサーバへの送信ができなくなります。


                    ブロッキング
                      │
            接続しているISP   ↓  他のISP
 ┌─────┐   ┏━━━━━━━━┓ ■ ┏━━━━━━━━┓
 │接続ユーザ│───╂────────╂─■─╂─┐      ┃
 │のパソコン│───╂─┐      ┃ ■ ┃ │      ┃
 └─────┘   ┃ │○     ┃ ■ ┃ │×     ┃
           ┃ ↓      ┃   ┃ ↓      ┃
           ┃┌──────┐┃   ┃┌──────┐┃
           ┃│メールサーバ│┃   ┃│メールサーバ│┃
           ┃└──────┘┃   ┃└──────┘┃
           ┗━━━━━━━━┛   ┗━━━━━━━━┛

 「これが、なぜ迷惑メール対策になるのか?」というと、ボットと呼ばれる
 ウイルスやワームに感染したパソコンからのメール送信が防げるためです。

 今、全世界の迷惑メールの80%がこれらのボットから送信されていると
 言われており、日本国内で OP25B を実施している ISP さんの話を聞いても
 効果はかなり大きいようです。

 ただ、エンドユーザにとっては、大きな問題が 1 点あります。
 それは、接続している ISP のメールサーバ以外を用いて、
 メールの送信ができなくなってしまうことです。

 代替案としては、2 つあります。
 1 つは、利用したいメールサーバがSubmission Port(587番ポート)や
 SMTP over SSL(465番ポート)に対応していれば、ポートとメーラー
 設定を変更することで回避できます。

 もう 1 つは、送信時に利用するメールサーバを全て接続中のISP
 メールサーバに変更することです。ただ、こちらもメールサーバによっては
 自分のドメインのアドレスしか送信できないようになっているサーバも
 あるので、確認が必要になります。

 最近は、JEAG(Japan Email Anti-Abuse Group)での取り組みの影響もあり、
 大手の ISP では、OP25B を導入する ISP が増えています。

 「メールの送信が急にできなくなった!」と言う場合は、
 メールサーバを疑うのではなく、まず自分の接続している ISP
 OP25B を始めたかどうかを疑ってみると良いでしょう。


私この文章読んで、心当たりあったので、
他のパソコンの送信メールのポート番号確認した所、
案の定「25」にはなっていませんでした。
その番号入れたらすぐ送信できました。
しゅんぜいさんあとがきに、

OP25Bの質問が来たので、選択肢で勉強しよっ!で取り上げました。
そろそろ試験でも出題されそうな話ですね。
国内のほとんどの ISP で導入されつつあるので、みなさんも
結構知っているかもしれませんね。

と書いています。
私、知っていましたが、すっかり忘れていました。
それってやっぱり「知らない」っていうことですね。
この件、試験に出たら、ここまで読んだ皆さんラッキーかもです。