ねんきん特別便(その2)

2008-10-01 ねんきん特別便 - なんやかんや
の続きです。
今回送られて来ている「ねんきん特別便は」加入期間の確認のためのものです。
国民年金にしか加入経験が無い方は問題ないのですが、
厚生年金加入経験のある方問題ありですね。
最近話題になっていましたが、自分の行っていた会社と、社会保険庁側での話し合いで、
年金の掛け金が減らされている場合がある人が存在するようです。


どういう事かといいますと、
中小企業に多いようですが、国が厚生年金加入を企業に義務付けてしまったために、
労使折半の年金の会社負担分を出す余力の無い会社が出ていたようです。
年金加入者増やす必要があったため、
社会保険庁側から企業に対して、
例えば30万の月給を15万と言うことにして、払う年金の額を減らして加入者を確保していたようです。
これって、社会保険庁が関与していなくても、
社員の給料からは給料に見合っただけの年金の額を天引きしといて、
その額の半分になるように保険申告時の給与を申告すれば、
会社、社員と折半することなく、全額社員の負担分でまかなっている。
そんなとんでもない会社も出てくる可能性否定できませんね。
社会保険庁が関与していなかった場合、その方の年金部分は会社に追徴しなければなりませんが、
会社が既になくなっていた場合とかどうするのでしょうね?
こういった実際の所得より低い額で厚生年金が積み立てられていた場合、
今回送られて来ている、ねんきん特別便では確認することができません。
私も今は、国民年金ですが、厚生年金に入っていた機関のほうが長く、約64.5%を占めています。
この辺は以前勤めていた会社を信用するしか無いですね。
社会保険庁に問い合わせとかすれば厚生年金の払われていた金額わかるみたいですよ。
しかし、後から後から色々出てきますね。
でも、明日つぶれるかもわからない中小企業に厚生年金義務付けたり無茶しますね国も。


健康保険組合も解散しているとこでて話題になっていますね。
これも保険の国の負担が増えたのを、
高齢者医療制度にかかる拠出金を健康保険で負担させるようになったことが原因のようです。
これも、財政難解決のための施策が財政難をもたらす可能性がありますね。
日本の官僚さんたちって優秀なはずなのですが、先のことを考えずに目先のことを考えるようになって来ているのでしょうか?
将来を見据えた展望のある制度作りをしていただきたいですね。


#後述
今気がついたのですが、厚生年金基金加入期間も「ねんきん特別便」に記載されていました。
私、国民年金基金には入らなかったのですが、付加保険料7年の1月から払っています。
このこと記載されていませんでした。
付加保険は記載の対象外なのでしょうかね?
付加保険???な方、コチラどうぞ。
2007-01-30 付加保険料 - なんやかんや