民間人起用

社会保険庁長官だった村瀬さん更迭したことが、
民間人から、官へのなり手選考にてこずる原因になっているようです。
以前、村瀬さんのこと書いた日、載せておきます。


2006-05-24 目標達成
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060524
村瀬さん損保ジャパン取締役から社会保険庁長官に就任しています。
村瀬さんが出た後、損保ジャパンの業務停止命令受けています。


2006-05-25 目標達成(その2)
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060525
こちら本文一部書いておきます。

損保ジャパンは社長さんが引責辞任しています。
さらに代表権のある3人の副社長も取締役を退いています。
ということは、金融庁に長官として損保ジャパンから移動した、
村瀬清司さんがもし、損保ジャパンにそのまま残っていたら、
今回の事件で、当然責任を取る立場にいたということになりますね。


損保ジャパンにいても、社会保険庁に行っても時期多少ずれるだけで、結局村瀬さん辞任することになっていたわけです。


2007-08-26 村瀬さん
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070826

村瀬さん、どこまで関与していたのか不明のままです。*1
更迭されたのですから、この件に関してはどこまでの関与があったのか?
ご本人に話していただきたいものですね。


更迭になった本来の理由であるはずの、「宙に浮いたり、消えたりした年金の問題」
この方関与しているはずがありません。
その頃は、民間にいますから。
この記事だけ見ていると、わかりませんが、
この方、他の方の尻拭いをさせられたように私には感じられました。
本当の責任者をうやむやにするやり方いい加減に止めて欲しいですね。
この件過去に遡って責任追及必要あります。

確かに「納付率を上げるために、本人の申請があったように偽装し、違法に保険料を免除したり、納付を猶予していたりしていた」
時は村瀬さんのかかわっていた時代です。
今問題になっているのは、まったく村瀬さんが関知していない時代のことですね。
でもこの部分までの国の不始末を、途中から社会保険庁に入って、責任を取らされて更迭される。
民間活用の、名の元に上手く利用されて可哀相な感じ受けました。


11日朝刊、政策面(手元の新聞で10面)左中「ウォッチ」の見出しです。

民間人が腕を振るうには

記事の一部引用します。

財界関係者から「村瀬氏のように孤立無援で民間人が乗り込んでも組織の改革なんてできない」といった不満の声を何度も聞いた。

民間から官に移ると、年収も数分の1になる場合も多いようです。
村瀬さんの功罪あるのでしょうが、
それ以上に国の民間人の使い方問題多いと思います。