世界平和のために。

タモリ倶楽部終わったとこです。
昨日の夕刊には間に合いませんでしたね。
オバマさんがノーベル平和賞受賞したニュース。
今日の朝刊まだ見ていませんが、1面に出ていそうな気がします。
在任中というというより、
1月20日大統領就任してまだ1年経っていない、試運転状態でノーベル平和賞とは選考委員の方たち勇気ある決断ですね。
日本で受賞した、佐藤栄作さんにしても、韓国で受賞した金大中さんにしても、
国を代表する地位を退いてからの受賞でした。
この早い段階での受賞というのは、今までの実績というより、
これからのアメリカ大統領としての、世界平和への貢献への期待票が大きいと思います。
アメリカが率先して世界平和につき進む事って「そっりゃええわ」
ブッシュさんのように、無駄な戦争を始める前に、さっさと賞をあげてしまって、
オバマさんを平和縛りにしてしまう(モチロン本質的にオバマさん平和志向なのだと思います)
これ選考委員の方たちの作戦勝ち!
私も、この少々というより、だいぶ早い段階でのノーベル平和賞の授与は、
これからのオバマサンの時代の世界平和を期待させて、素晴らしい選考だと思います。


#後述
朝です、朝刊来てます、朝日は1面トップでした。
「あらたにす」見ると、日経も読売も一面で取り扱っています。
当たり前といえば当たり前かな。
今日の引用は記事ではなくて、まず「天声人語
天声人語:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/paper/column.html

一読したとたんに胸に突き刺さり、ノートに書き取っておいた一首がある。〈おそらくは今も宇宙を走りゆく二つの光 水ヲ下サイ〉。岩井謙一さんという戦後生まれの歌人が詠んだ。二つの光とは広島と長崎に投下された原子爆弾のことだという▼「水ヲ下サイ」はあの日、地の底からわくようにして空へのぼっていった、瀕死(ひんし)の声、声、声だろう。光も声も、消えてはいない。いまも暗黒の空間を飛び続けている。歌人の想像力は、原爆の「原罪性」を、読む者に突きつけてくる▼罪深い兵器を廃絶して、「核なき世界」をめざそうと唱えるアメリカのオバマ大統領が、今年のノーベル平和賞に決まった。現職の国家首脳の受賞は、9年前に韓国大統領だった故金大中氏が、南北和解への貢献を理由に受賞して以来になる▼オバマ氏は、何かをなしての受賞ではない。だが歴史的とされるプラハ演説を源に、核軍縮の川は流れ出した。国連安保理も巻き込んで川幅は広がっている。それを涸(か)らしてはならないという、ノーベル賞委員会の意思表明でもあろう▼長崎で被爆した作家の林京子さんが、この夏、小紙に語っていた。「人間らしい形を残さない姿で死ぬ人たちを見ました。人間がこんなにおとしめられていいのか、という思いが私の原点です」。同じ思いを、オバマ氏の原点にもしてほしいと願う▼〈燃え残り原爆ドームと呼ばれるもの残らなかった数多(あまた)を見せる〉谷村はるか。聡明(そうめい)な大統領のこと、被爆地訪問がかなうなら、必ずさまざまな真実を「見る」はずである。

よく調べないといけませんね。
私嘘書きました。
「現職の国家首脳の受賞は、9年前に韓国大統領だった故金大中氏が、南北和解への貢献を理由に受賞して以来になる」
金大中さん現職で受賞されていましたね。
訂正してお詫び申し上げます。すみません。

続いて社説、引用します。
社説:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

ノーベル平和賞オバマ変革への深い共感 



核のない世界をめざす。地球温暖化問題に真正面から取り組む。単独行動主義はやめ、国際協調と対話でさまざまな問題にあたる。彼の発した「チェンジ」のメッセージが、それほどまでに世界の人々の心を揺さぶったということだろう。

 ノーベル賞委員会は今年の平和賞に米国のバラク・オバマ大統領を選んだ。就任から1年もたたない政治指導者に贈られるのは極めて異例のこと。授賞理由のなかで委員会は、オバマ氏が「大統領として国際政治において新たな機運を作り出した」と、核廃絶構想をとくに評価した。

 世界が直面する気候変動に果敢に挑むなかで、「建設的な役割を果たしている」とも評した。

 粘り強い交渉で中東和平合意や、北朝鮮の核危機の回避をもたらしたカーター元米大統領に、平和賞が贈られたのは02年だった。地球温暖化問題で国際世論を盛り上げたアル・ゴア元米副大統領には07年に授与した。

 いずれにも、当時のブッシュ政権への批判がこもっていた。

 オバマ大統領への授与は、グローバル化が進み、国際協力なしに対応できない地球規模の問題が深刻化する世界での、米国の新たな指導力に期待を示したものと言えるだろう。

 確かに、オバマ大統領の登場で国際社会の様相は大きく変わった。

 9月には国連安全保障理事会で議長をつとめ、「核のない世界」を目指す決議を採択する立役者となった。米ロ間では、戦略核兵器削減に関する新条約が年内に締結される見込みだ。核実験した北朝鮮、核開発疑惑のあるイランとの対話による打開もさぐっている。地球温暖化では国連の枠組みのなかで対応する姿勢を強調してきた。

 難題ばかりだ。どこまで成果に結びつくかは未知数な部分が大きい。アフガニスタン戦争も出口がなかなか見えない。ノーベル平和賞を受賞したからと言って、国際社会の複雑な利害対立が解けるわけでもない。

 だが、それも承知で委員会は、オバマ流の国際政治こそ、初の授賞から108年の間ずっと後押ししようとしてきたものだ、とたたえている。

 むろんオバマ大統領が無謬(むびゅう)であるはずもない。それでも、希代の指導者による挑戦を頓挫させることは、世界の公益に大きなマイナスとなる。

 オバマ大統領は来月12日に日本を訪れ、鳩山首相と会談する。日米同盟は今や、日本や極東の安全保障だけでなく、地球規模問題への対応で力を合わせていく同盟である。

 とくに、核廃絶に向けた戦略は日米の緊密な協力が欠かせない。オバマ大統領という「世界の資産」を最大限生かしていくためにも、首脳会談を大事にしたい。

世界が、オバマさんに将来を託した感じですね。
アメリカ国民もこの受賞喜んでいるようですので、オバマさんの平和・環境路線は国内でも支持集めそうです。
問題が一つ浮かびました。
9.11のようなテロ行為が、アメリカに対して行われませんように。
って事なのです。
モチロン世界に何処の国に対しても、行われない事がべストです。
テロリストの皆さんも、この際冷静になって、みんなで平和に暮らせるように話し合いましょうね。
武器弾薬で使う命やお金を、私たちの・子供たちの子供たちの子供たちへ引き継ぐ物を少しでも多く実りのあるものにするために使えるように、皆で提案しあって考えましょう。