防火管理者

まず別件です。
沖縄にいた台風7号
進路からするとこのまま本土上陸の感じ。
所が、朝鮮半島の方に行ってしまいました。
「日本が暑くて台風も来ない」
なんて思っていたら、本当にそうだった。
昨日の天気予報で言っていました。
台風も来ない暑さってすごい。(^_^;)


本題です、試験勉強していて、
防火管理者
なる言葉知りました。
参考書によると、消防法施行令3条に

マンションの収容人員が50人以上で、延べ面積が500㎡以上の場合は甲種防火対象物として、一定の資格を持った防火管理者を置かなければならない。

とあり、防火管理者の資格について(同1項1号ハ)に

「市町村の消防職員で、管理的又は監督的な職に1年以上あったもの」その他政令で定めるものであって一定の地位にあるものでなければならない。

とあるようです。
官僚たちの天下り問題になっていますが、
消防署の職員さんたちにもこういった形で退職後の生活ができるようなシステムがあるのですね。
公共の職に1度付くと後々資格面で優遇他にもあるようです。
たとえば、
国税調査官に将来税理士になるためになった。」という方偶然知り合ったことあります。
国税専門官 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%A8%8E%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%98
リンク先見ると、国税調査官、合格も大変ですが、内部で相当鍛えられますね。
試験もありますが、短期間で税理士になれるようです。
時間はかかりますが、もう少し楽な方法もありました。
税理士 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%8E%E7%90%86%E5%A3%AB

23年以上税務署に勤務した国税従事者(いわゆる税務署職員天下りとしての資格)

私のお世話になってる事務所の先生は、試験受けて合格されているようです。
税理士試験、科目ごとの合格を重ねて、何年かかかる大変な試験ですね。
税理士試験 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%8E%E7%90%86%E5%A3%AB%E8%A9%A6%E9%A8%93
記憶に頼るのですが、
国が企業減税を考えた時、税務署職員上がりの税理士さん達が仕事が減ると反対している。
そんな内容どこかで見たか読んだかしたことあります。
規制緩和をするには、今ある様々な資格の整理も必要かもしれませんね。
資格を持っていなくても、資格者以上の実力があるにもかかわらず、試験に受からないので実力が発揮できない。
世の中沢山ありそうです。


他の有名資格で、見直しして、問題になっていること目にしますね。
合格者が増えて人が余って大変な、公認会計士
新制度になって、お金が無くて大学院にいけない人がなりにくくなってしまった。弁護士。
薬学部も4年から6年になりました。


資格あっても、何年かに一度更新の講習受けて、
そのたびに協会のような所ににお金を払うようになっているものも多いと思います。
こういう協会、独占営業で競争も無く、
利益確保も確実ですね。


仕事探しで、職業訓練とか資格所得とかありますが、
そういう教育機関は儲かりますが、参加した個人がその後、食べていけるのかどうか?
そこが問題ですね。
お金だけ使って、食べていけない事例も多いようです。
なんか雇用確保のための方向が違う気がします。


そして、努力して資格を取った場合、
その資格の権威を維持したいがために、規制緩和に対して抵抗してしまう。
それが、新規雇用の足をひっぱている場合もありそうです。


私も、去年は資格所得というのではなく、売る込むための材料の仕込みとか時間かかっていました。
お金はかけなかったですが、時間はかかってしまいました。
仕込み終わって営業した時に、時間をかけて仕込んだ分部より、そんなことしなくても、動き回って身体を使う内容のほうが需要が多かったです。
それもこれも、机に向かっていないで、営業してわかったことです。
こんな事書いていますが、まだ実力に自信がもてなくて、資格に頼る私もいます。
昨日11・12月が受験日の、2種類の試験申し込みしてきました。
はい、口ほどにもないやつです。(^_^;)
でも、参考書には頼りますが、教育機関には頼りません。
なんで、資格予備校とか料金が高いのでしょうね。
今日のタイトルの内容からこんなこと考えていました。


最後に、タイトルの「防火管理者」調べてみました。
防火管理者 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%AB%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85

基本的な資格取得方法は、資格講習の受講である。所管の消防本部・消防署などが主催する防火管理者講習を受講することで資格を取得できる。甲種で2日、乙種で1日の講習が普通である。消防署以外でも講習を実施しているところもある。効果測定もあるが、不合格はまずない。基本的に受講費用は無料(開催市町村により有料の場合も有る)であるが、テキスト代として約3000円から 5000円(主催機関によって異なる。名古屋市の場合で2500円)必要となる。

一般の方もそんなに苦労しなくても取得できるのですね。(^_^)
なんか読んでいた参考書の内容から、消防署の職員さんの雇用確保のために一般の方を排除しているのかと、余計な推測をしていました。
調べて良かったです。
再講習も5年ごとにありますが、
とっても良心的。

免状の再交付手数料として約300円から500円

安い。

ただ、油断できない資格です。

もし、防火管理者が適正な防火管理業務を行わずに火災等により死傷者が出た場合、管理責任者として責任を追及される場合がある。実際に2001年に起きた歌舞伎町ビル火災では、消防用設備の管理・点検や客の避難誘導などの義務を怠り二人を死亡させたとして業務上過失致死傷罪にあたるとされ逮捕された。

人の命に係る大事な資格ですね。
こう考えていくと、ヤッパリ結論は「手に職」ってことになるのでしょうか。