不安を利用しているように感じるCM

木曜の夜10時。
TV何見ています。
フジTVのドラマ枠も気になるし。(内容3ヶ月で変わりますけどね)
NHKの「ブラタモリ」も気になる。
TV東京の長寿番組(以前のように月曜10時枠に戻してくれればいいのに)「カンブリア宮殿」も見たい。
ということで、私は2番組同時録画。なんて機能を使っています。


録画していた、「カンブリア宮殿」見ていました。
番組は問題ないのですが、この番組の提供スポンサーの1つ。
日経のCMが毎回どうも引っかかる。
今就職難の時代です。
学生さん就職決まらないと不安ですね。
わらにもすがる気持ち、になっている方もいらしゃることと思います。
そういった不安を巧みに利用して、
「就職するには日経ぐらい読んでおかないと」
とか、
「面接での受け答えには、きっと日経が役に立ちます」
そういっているような、というより。そう言っています。
確かに、日経役に立つと思うのです。
でも、いつも見ていて、そこまでやるかな?
そんな気持ちになります。


考えてみると、受験シーズンになると特に目立つのですが、
朝日も記事(中でも「天声人語」のようです)がよく入試に利用されていますよ。
って広告入りますね。
模擬試験か何かで出た文章が入試で出た。
というのなら別ですが、
もし、一度読んだ文章が入試に出ても、その文章過去に読んだこと覚えているものか?
覚えていたとして、2度目だとしてそんなに点数変わるものなのだろうか?
そんなこと考えます。
これも、受験生の親や、受験生のわらにもすがる気持ちを利用しているように感じます。


ここから本当に個人的な見解になるのですが、
就職に成功したり、受験に成功している方の多くは、
わらにはすがっていない気がします。
わらにもすがりたい気持ちはわかるのですが、
わらにすがらない気持ちの余裕。
困難に出会ったときに、それをクリアする、クリアできなければ、自分の持っている応用力を発揮して何とか対処する。
狭い方向に自分を追い込んで窮屈にしていかない。
理想を言えば、出たとこ勝負で相手を納得させる臨機応変
そんな力を養うことが、とっても大切だと思うのです。
不安な心をあおるようなのは、どうなのかな?
そう思います。
それと対照的に、
植木さんの「無責任」とか「クレイジー」シリーズなんか、臨機応変の見本みたいな。
私はいつも書いていますが、好きです。