ヒューマンエラー

元になった記事は、7月6日の朝日・朝刊オピニオン面(手元の新聞で9面)耕論 ヒューマンエラーの責任。
リクエストは7月6日のGONTA さんからのもです。


正直言いまして、ヒューマンエラーという認識私にはありませんでした。
思いだしたのは、
「コンピュータは間違えない、でもそのコンピュータに命令するのは人間です。だから間違いは起こる」
そういう事実ですね。
今から恥をさらします。


数ヶ月前、私のお客様の食事会で中華街に行きました。
その時、私余計なことをしゃべったばかりに、信用を失い。
時給2,000円の仕事を1,500円にされそうになりました。
結局間を取って1,750円で納めてもらいました。
その時話していたことです。


私、100%を目指していません。
70〜80%で妥協します。
100%の達成はまず無理ですし、
99%から100%にするために10時間かかったとして、
70%にするのに掛かる時間が8時間だったりします。
だったら最後の1%のために、10時間かかるくらいなら、
70〜80%で終わらせといて、
最後の100%に不足する事態が生じた場合、
その場で臨機応変に対応する力を身につける努力をした方が良い。
そんな感じの話でした。
話した途端に場の空気がヤバい感じになりました。
よく考えてみれば、80%の力しか出していなくても、
100%やっています。
それでも5%失敗する確率があります。
みたいな話のほうが良かったですね。


で実際どうなの?
実は時間内でできること100%良心に恥じることの無いようお仕事させていただいています。
速度要求には十分答えていると思うのですが、正確さに欠ける部分が出てきてしまいます。
そう問題は、自分の仕事を自分でチェックすることはかなり難しいということです。
だってそうですよね、自分では正しくやっているつもり、
でも人から見ると間違いが見つかる、
だから、2重3重のチエックをしていくわけですね。
作成者が全てチェックしていくのは難しいと思います。(かなりいい訳じみていますが)
そこの会社では、自動化が凄く求められています。
でも、かなり例外事項もあって、自動化している部分を、例外対処のために、手入力に変更したりがあったりします。
結局、ヒューマンエラーを無くすこと難しい。
自動化にも限度があります。
私は、甘やかしはよくないですが、ヒューマンエラー認めるべきだと思います。
それを認めないと、個人が消耗品になってしまいます。
ただ、問題は、
「何処までヒューマンエラーとして認め、何処からヒューマンエラーとして認めないか」
そこの線引きだと思います。