360°

supiritasu2005-08-12

ある物事を変化させようとします。
たとえば、郵政を民営化しよう。と言うことです。
そのときある案があって、決めようとした時は、
賛成か・反対かと言うことになりますよね。


でもある案を作るときは、右か左か、だけではなくて、
上か下か、もあるわけですし、右に13.2㎝ 動かすとか、
100人いたら100通り、
ある物事を360°どのようにでも変化させる
提案が出来るはずですよね。
それをこれしかないとか、この3通りの中から1つ選べとか言うのは、
ずるいと言うか、選択肢少なすぎだし、
自分の都合のいいように変えようとしている感じですね。


あと、賢いというかずるい方法として、
本当は右に45°動かしたいんだけどそれだと皆が反対しそうなので、
とりあえず右に10°で提案して賛成してもらって、
後から45°にするって方法ありますね。
動き出すときは抵抗大きいけど、動き出すと何とかなったりしますね。
物理学でも共通です。


たとえば、国民年金は毎年値上げして最終的にいくらって決まってますし、
消費税は値上げ決まってないけど、とりあえず3%にしといて5%にしてその次は・・・
ってなんか怪しい雰囲気プンプンです。
消費税の負担感を軽減させるために、
外税から内税に変更なんてことやりましたもんね。
消費税って、話はあまり出ないけど、廃止って選択肢もあるんですけどね。
上がる方向以外の話はほとんど聞かないですね、
みんな徐々に慣らされてる感じです。


郵政民営化と書いてしまったので、それについて書くと、
郵政民営化に私は反対とか言っているわけではないし、
郵政民営化法案を作成するために色々と意見交換があったのも知ってます。
でもその色々が何かは残念ながら勉強不足です。
衆議院解散になって、ビックリってのが実情です。


言いたいことを簡単に言うと。
今の案が否決されたのだから、
どこの政党が政権を取ったとしても、
色々な案を皆が解るように提示して、
どのように変化させるか、させないか、決めて欲しいな。
ってことです。