理想論

supiritasu2005-08-26

理想を語るとき、足元は見ないで、理想を語りたいと思います。
まず究極の理想を見て、
その後、今の立ち位置を確認して、
どっちに向かって歩けば、理想に近づけるか考えること。
これが大切だと思います。


たとえば、世界平和これは、ごく一部の人を除いて、
(本当は人類共通のって書きたかった)
誰もが望んでいることだと思います。
ではなぜ、平和にならないか?
相手を信用できないからでしょう。

(注:本当はそれだけじゃないよ、
でもこう書いてしまうとその理由が結構正論だったりすると、
思考停止しますね。
今の日本の政治手法をチョコット取り入れてみましたが、
自分でも危険性を感じたので正直に書いてしまった。)


だから、誰もが平和に暮らしたいのに、
「相手が攻めてきたらどうする」とか考えてしまうのでしょうね。
お互いが、あなたが譲れば私も譲る、
どっちが先に譲るかで身動きが取れなくなっていませんか。


世界中から軍隊(ゲリラ・テロ集団含む)をなくすことが平和への1歩。
でも足元を見ていたら軍隊は無くせないでしょう。
こういった場合お互いが理解しあって、
信用できていかないと先に進めませんね。


そのために外交ってのがありますね。
外交に失敗すると戦争になっていること多いですね。


国同士の相互理解のためには、
国民への教育大切だと思います。
今、教科書問題ありますね。
日本の教科何種類もあること、私には否定できません。
いつも色々な考えあることを認めるのが私の姿勢ですから。
問題になっている教科書ありますが、
それだけが近隣の国々で取り上げられているのだとしたら、
それはとても不幸なことです。


中国や、韓国の教科書に対する日本側の反論も当然ありますよね、
この際だから、内政干渉とか言ってないで、
せめて日・中・韓は教科書についてはお互いに指摘しあっていけないのかな?
などと理想を語ってしまいます。
話し合う中で、相互理解も進むでしょう。
歴史的価値観の違いっていうのを、
近隣の国と共有できないのは不幸です。
(ここはあえて 違い ってしてます。)


多分「あなたと私はここもあそこも一緒だから仲良し」
ってのもありだと思いますが、
「あなたはそうか、私はこうなんだ、
お互い方法は多少違っても、目指す理想に向かって、お互いに切磋琢磨しよう」
ってのもありでしょ。


たとえば、日本の教科書の中に、
中国はここはこう考えていて(こうは1つじゃないよ)、
韓国はこう考えている(もちろんこっちのこうも1つじゃない)ってのもありでしょう。
中国はこう、韓国はこう、って1つしか伝わってないような気がしません?
だから向こうだって、
日本はこうって決まった考えが1つみたいに伝えられていそうですね。


もちろん中国や、韓国の教科書にも、
当然日本の中にもいろんなことを考えている人がいる、
ってことを書いてもらうよ。
お互いに内政干渉しまくるわけ。
そういうことから相互理解を深めていかないと、
軍隊はなくならないよね。


教科書って受験のためには色々な意見が書いてない方が理解しやすいし、
教える方も楽だろうけど、
本当に大切なのは、自分が生きていくうえで問題が起きたときに、
解決のための方法を色々思いついて、
実践していく力を養うことじゃないかな。