TBS・日米・日中

今TBS、視聴率調子よくないですね。
3日から放送が始まった、開局60周年の力作番組。
5日連続の2時間番組です。
これって、見るの勇気いりますよね。
思い入れはわかるのですが、3時間で2日とか、
そのくらいにしないと、連続で見続けるのは辛い。
後半になればなるほど、視聴率落ちる可能性ありそうな。
私、勇気ある人で、3日から見ています。
この力作番組の初回、いきなりバレーの放送が延びて開始が遅れました。
「5日間見るか」そういった決意をもって見た初回がいきなり放送されない。
TBSだって、お金をかけて番組作って、5日間見てね。
そんな気持ちあるでしょうに、出鼻を挫くこと自分でやっている。
本当に、開局60周年の番組なのだろうか?
確かに、バレーも日本シリーズ1・2戦の放送をしないで放送している番組ですけどね。
なんかこう、局の中で何かが「カチン」ってはまっていない感じがするのですがいかがでしょう?


この番組、戦前戦後のアメリカの日本人移民を何世代にも渡って描いています。
昨日の回は、真珠湾攻撃の後日本人が強制収用されるところまで行きました。
私、アメリカの権力を振りかざす感じ好きではないです。
でも、このドラマ見ていて、私アメリカに憎しみほとんど感じませんでした。
これは、私の個人的な感想なのだろうか?
けっこう多くの日本人が歴史的事実として冷静に見ることが出来ていると思うのです。
アメリカ、この件謝罪してましたね。
これって、日本の教育・報道の良いところだと思います。
事実を隠さず伝えること、悪くない。
アメリカも、この番組を日本で放送されていること、なんとも思っていない。
それどころか、その事実伝えることも無いかもしれませんね。
たぶん各国で色々なことやらかしていて、いちいちそれを伝えることをしない。
たぶん、アメリカ自分が写った鏡を自分で見た姿が、世界中で一番良いのではないか?
そんな感じします。



で、思ったのです。
中国がたとえば戦争中の日本のした事ドラマにしたとします。
(あまり、反日煽るようなドラマは中国当局が許可しないかもしれませんが)
想像ですが、中国の方たちは日本に憎しみを感じ、
日本は、そういったドラマが放送されたことと、中国での反響報道していそうな気がします。
それが、お互いの感情を損ねるだけで、良いほうに向かわない感じします。
クリントイーストウッド監督の『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙
のように、日中両方の視点でドラマでも映画でも良いから作って、お互いの距離しっかり感じて、そこから理解していくこと出来ないものでしょうかね。

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