横浜

景気回復。と言ったニュアンス感じるようになってきました。
(感じさせられている感覚もしますね、業種・地域差ありますね)
昨日のニュースでも、東京圏の地価の高騰話に出ていました。
私不動産関係の仕事も、係りあるのですが、
去年までほとんど問い合わせのなかった、
中古住宅の売り物件(川崎市川崎区)
ここの所、問い合わせあります。
しかし地方はまだ、地価が下がっているようです。


26日(日)は横浜市長選挙です。
それに合わせて昨日と一昨日の朝日新聞地方版に、
私の興味を引いた記事があったので紹介します。


まず横浜市の概論から。
人口358万人、市の人口で日本一です。
区の数は18あります。
2位の大阪は263万人です。
横浜市の人口、都道府県にあてはめると10番目の静岡に次ぐ人口になるそうです。


区ごとの平均年齢(05年9月現在)
平均年収(04年の全国消費実態調査[サンプル調査])
に基づいて載せていました。
年齢の若い順で

1、都筑区 36.8歳  828万
2、青葉区 38.6歳 1042万
3、緑 区 40.4歳  984万
3、港北区 40.4歳  792万


となります。
青葉区は年齢2位ですが、区ごとの収入は1位です。
収入、緑区が2位で、都筑区3位、港北区6位です。
「平均年齢の若い区が、収入の上位を占めている」
この事実、日本の年功序列型の賃金体系が崩れている事実、現していますね。
この4区全部隣接しています。
しかも東急線東横線田園都市線)沿線です。
港北区は、古くからの住民まだ多いですが、
残りの3区は古い住民より圧倒的に新規開発による、
居住者と言えるでしょう、
しかも横浜に出るより、渋谷に出たほうが便利です。
横浜都民と言えそうです。
若くして、収入に恵まれた方が家を買って住んでいる姿目に浮かびますね。
この地区は、ミナト横浜のイメージを持ったらいけませんよ。
毎日海を見ることなく過ごしていると思います。
(普通の横浜市民でも、海そんなに見てないと思います)


年齢18位は、
南区 44.2歳 734万
収入では9位です。
横浜の下町ってイメージでしょうか?
横浜で生まれ育った人多そうです。
平均年齢44歳超えているの南区だけです。


新聞には市全体のデータ無かったので、
市役所のホームページで調べてみました。
横浜市民の平均年齢41.07歳(16年1月1日)
ちなみに日本人の平均年齢は41.4歳(平成12年)です。


収入18位は
神奈川区 42.1歳 577万
年齢では9位です。
ここは横浜駅のある西区に東京に向かって隣の区です。
JR・東急(東横線)・京急通ってます。
生活圏は横浜ですね。
横浜市で平均年収600万以下神奈川区だけです。




確かに最近、首都圏の不動産売買、活気戻ってきているようです。
横浜市の中で、リッチな新規住民が市の北部に集中して移住してきています。
この流れ決定的ですね。
景気良い、イメージあるかもしれない横浜ですが、
新規住民の力によるところ大きそうです。
都会の中でも地区ごとの違いが出てきています。


#別の見方。
おしゃれな東急沿線に若い人が移ってきている。
この感覚は良いと思いますが。
少数の地主が土地を売ったり、マンションを経営して儲けていて、
この地区全体の平均年収を上げている。
これも否定できません。
日本の財産の70%が人口の約(まる)%の人が握っている。
って事実ありますからね。
一応書いておきますが、最初に書いたので良いような気はします。
ただし推測の域を出ていない事実は認めます。


新聞の内容を元に、出来るだけ客観的に書いたつもりですが、どうでしょう?