企業努力

石油高値止まりですね。
消費者物価の上昇の一翼をしっかり担っています。
私の今月のガソリンℓ単価は、
平日121円、
土曜は119円(土日祝日2円引きのスタンドがあります)
勿論私の行動範囲の中で、一番安いスタンドで入れています。


石油の高騰のおかげで、北米で日本車ガソリン消費少ないので売れまくっていますね。


さて前振りはこの辺にして、本題です。
この石油高騰の時代に、やってくれますね。
東京電力(他の電力会社のこと調べて無いので不明です)
4月1日から電気料金値下げしています。
今だったら、石油高騰、ということで値上げしても皆納得しそうなのにですよ。
スゴイ!
この10年で6回下げているようです。
電気って考えてみたら、生活の基幹に係るものなのに、
かなり前から民営化されてますね。
そういえば国営の時ってあったのでしょうか?


調べてみました。
東京電力は1951年5月1日の設立です。
どうも戦後復興のためそれまでは国営だったようです。
でも民営化されたの早いですね。
ただ地域ごとの独占企業状態は最近まで続いていましたね。
電力メーカー以外も今は電気販売できるようになっていますが、
通信事業のような競争にはなっていませんね。
東京電力は今まで石油が上がっても、下げられるだけの暴利を得ていたのかもしれません。


またまた調べてみました。
上手いこと東京電力で関連するサイト出せませんでしたが、
中国電力で目的のグラフ発見できました。
http://www.energia.co.jp/energy/eco/environ/hokoku2003/shishin/shishin02/shishin2_1.html
2002年度で全国の発電電力量構成比は、
1位:原子力 31%
2位:ガ ス 30%
3位:石 炭 22%
4位:水 力  9%
5位:石 油  8%


参考までに1990年石油は全体の18%でした。
それでも思っていたより少ないですね。
日本の電力会社は早い時期から脱石油計っていたのですね。
安心・感心。
って感じですね。
90年と比べるとガス(LNG)原子力が伸びています。


日本被爆国ですけど、原子力の恩恵すごく得ていますね。
私は原子力には理解があるほうだと思います。
問題は、いい加減な管理ですよね。
安全性に問題があるのは許せませんね。
なんせ命がけになってしまうわけですから。
田舎にばかり危険を押し付ける姿勢は、安全性に問題があるから?
って疑いたくなります。
この本のタイトル感心していました。

東京に原発を! (集英社文庫)

東京に原発を! (集英社文庫)

本当に安全なら国会議事堂の敷地に原発作れば良いですね。
冷静に考えるとそんな土地ないですけど。
そのくらいの安全は求めますね。
戦争でもおきて、原発攻撃される事考えると、ものすごく恐いですね。
それって、防ぐのかなり難しそうです。
原子力の平和利用=戦争の無い平和な世界
ってことにならないと、
本当に安心して暮らせない、っていう気構えが私達には必要ではないでしょうか?
北朝鮮やイランがやりたい原発、私達は国際的に認められてやっていて、
その恩恵で石油が高騰しても、電気代値下げできるような国になっているわけですね。


石油高騰にも係らず値下げできる理由納得できました。
資源小国日本の電力を賄う為、企業努力すごくなされていたのですね。
無知でした。


#追加
東京電力の見つけました。
http://www.tepco.co.jp/corp-com/db/supplyFacilities/ChangeOutputTepco-j.html
12年度で、
1位:原子力 42%
2位:ガ ス 36%(LNG・LPG)
3位:石 油 10%
4位:水 力  7%
5位:石 炭  4%
6位:その他  1%


石油の比率少し高いですね。
原子力がここまで使われているのご存知でした。