団塊の世代の定年退職が話題になっていますね。
定年になる団塊の世代の方はリストラを乗り切った仕事の出来る方たちなので、
その後の穴埋めを他の人たちでするのは、難しいような気がします。
若い人の雇用に結びつくと考えるのも安易だと思います。
若い人の雇用が増えているのは、景気の回復による部分が大きいと思います。
団塊の世代の退職に合わせて雇用を増やすほど企業は甘くないでしょう。
景気が悪ければ、定年になった人の補充を最小限に抑えて、人件費を抑えるはずです。
多分企業が必要としている団塊の世代は、定年後も仕事の継続をすることになるでしょう。
消費の予測で、団塊の世代の方たちの退職による、退職金の使い道で、
消費の拡大や、投資の拡大の予想もあるようですが、
それも甘いと思います。
以前と違って、定年を迎える前に既に会社を退職してしまっている人が多いと予想されます。
たとえば60歳定年として、定年で退職金をもらえる人の、60歳人口に占める割合は、
減少傾向にあるはずです。
そのために企業は、早期退職で上乗せのお金まで払ってきたわけです。
そういった、企業から個人へ支払われたお金も、
老後が安心な日本ではないので、消費にお金が回されることは今後も少ないのではないでしょうか?
株だいぶ上がっていますが、資金を自分の才覚で運用したいと考える人は増えそうですね。
消費より、資金の運用・投資への資金の流れは見られますね。
金利が上がると、普通に貯金と言う流れが主流になると思います。
無事に退職金を手に入れた、幸せな人たち相手の商売結構出来そうな気もしますね。
資金運用の商売、金融機関派手にやってますね。
消費の商売に関しては、基本的で、継続的な消費ではなく、
定年の記念に豪華客船で世界一周みたいな、
刹那的、一点豪華主義の消費が主になるような気がしています。
基本は「老後のために持っておこう」になりそうですね。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、
60歳で退職金もらえなくても、何とか生活していける世帯もかなり占めていそうな気もしています。
団塊の世代は、人数の多さに国の設備が間に合わなくて色々辛い目に遭っているはずなので、
国に対する信頼より、自分で何とかしようと言う発想ある感じします。
ですからそのへんの備えは、万全な方多いような気がするのですが違うかな?
問題は団塊の世代以降から始まる、リストラや、ニート、フリーターの増加、企業の採用減らしによる、サラリーマン数の減少のため、
60歳になって、退職金もらえるわけでもなく、それほど蓄えの無い世帯が、増加傾向にあるような気がする事なのですが、
いかがなものでしょう?