「蟻の兵隊」という映画上映されています。
映画のホームページコチラ↓
http://www.arinoheitai.com/index.html
本の方は「はまぞう」で検索できました。
私は「蟻の兵隊」だった―中国に残された日本兵 (岩波ジュニア新書 (537))
- 作者: 奥村和一,酒井誠
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/06/29
- メディア: 新書
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中国の共産党軍と戦った日本兵がいます。
私もこの事実この映画のことを知るまで知りませんでした。
他に旧日本軍で帰国しないで、
中国・ベトナム・ラオス・タイ・ミャンマー
の故郷付近でケシを栽培して稼いでいる旧日本軍の方たちもいるようです。
実はこの映画のこと思い出したの。
2006-08-24に書いたベトナム戦記読んだからなのです。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
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1945年、日本は敗れて、キャプ・サン・ジャックから引揚げた。しかし彼は多くの日本兵といっしょにベトナムにとどまり、ホー・チ・ミンのひきいるべトミン軍に入って、インドシナ独立戦争をたたかった。
上記に「多くの日本兵と一緒に」とあるのは驚きですね。
戦後日本を捨てた人もいるわけです。
本の中に、
インドネシアでも同じようなことあったこと出ています。
「蟻の兵隊」の日本兵とは、自主的に残った点が違いますね。
ですので帰国しないで、そのまま死んでいっている方々も多いことと思います。
このような事実、当事者が80才前後になっているので、
何があったのか残していくこと難しくなっていますね。
日本政府は帰国しない方々については何の保障もしてないでしょうし、
「蟻の兵隊」関係者も、帰国後、
すでに軍籍が無くなっていて、軍人恩給の支給はなされなかったそうです。
現在、支給を求める裁判を起こし、2005年最高裁上告棄却、再審請求準備中とのことです。