憲法60年社説の評価は

今日のタイトルは、5月27日(日)朝日・朝刊オピニオン欄(手元の新聞では4面)のタイトルと同じです。
朝日以前もイラク派遣について各紙の社説比較行っていました。
その内容以前書いています。↓
2007-03-16 国際競争力
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/comment?date=20070316


今回は憲法改正問題について、5月3日の憲法記念日の社説、比較行っています。
見出し拾ってみます。

全国紙5紙
9条改憲・・・賛成 読売・日経・産経/反対 朝日/中間的 毎日


読売・産経 安倍流の改憲を支持
日経 現憲法の戦後の「誇り」
朝日・毎日 脱「戦後体制」を批判




ブロック・地方紙


9条堅持の主張多く


「拙速論議避けよ」も目立つ

とあります。
記事中に全国5紙の社説の要約も出ていました。
全国紙に比べると地方紙の方が護憲の立場で書かれた社説多いそうです。
記事一部引用します。

主張は大まかに四つに分けられる。
1、現憲法を維持
2、憲法改正論議は必要だが拙速は避けるべきだ
3、改憲に向け議論
4、改憲の是非を議論
1、と2、でざっと9割を締める。1、2、とも、9条に限っては各社の世論調査改憲反対が賛成を大きく上回っているケースが多いことを挙げつつ、堅持姿勢を強調する社が多かった。

改憲を強く主張しているの、産経・読売ですね。
こういうふうに、新聞社間の主張の違いを載せてもらえると、
多数の意見に触れることができて良いです。


改憲を主張する方は、
憲法が1度制定されてしまうと、変更ができない」
これでは困りますね。
時代にあった憲法への修正ができないと、今を生きる私たちが息苦しく感じること増えていませんか?


こういう主張を前面に押し出して、9条改正のことあまり言わないようにすれば、
憲法改正国民投票、改正賛成で通る気がします。
事実私も、憲法が変えられないというのでは問題があるので、
賛成票入れると思います。
問題は憲法といっても、実質は9条改正のための賛否を問う国民投票になっていることです。
憲法改正国民投票、というのは、
9条改正の国民投票、といわないと虚偽表示だと思います。