昨日書いていた三田さんの本読み終わりました。
- 作者: 三田誠広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/05/15
- メディア: 新書
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三田さん、小説も良いのですが、
宗教・哲学・科学等の解説書も難しいことを私にでもわかるように書いてくださるので、そういった本も何冊も読んでいます。
この本三田さんが書いたはじめての経済に関する本だと思います。
マルクスの思想を学ぶということでは、チョット物足りないかもしれません。
何十年か前、
「今マルクスが生きていて、日本の状況を見たら、理想の共産主義国家建設に向けて活動しているな」
って思ったかもしれない。
って事を誰かから聞いたことがありました。
三田さんもそのようなことこの本の中で書いています。
でも、今のなんで日本がこの状況なのか?
ではどうしたらいいか?
などについて自説を書いていて、私も納得でした。
チョット前にこの国の政策として行われていた構造改革というものの失敗を明確にされています。
あと全共闘世代にいた人として、あの時代の中にいた人たちの考えについて語られています。
あの時代に関心はあるのですが、よくわかっていなかった私はああそうだったのか!
っていう部分ありました。
三田さんの本は私にはとっても読みやすくて・判りやすいです。
これからも読みますよ。