今日の内容は、
2007-06-15 東京地検の2つの捜査について。
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070615
のその後です。
個人的には、2つの捜査の１つ、ほぼ東京地検捜査終了してしまったような、
「緑資源機構談合」
の方がその後書きたいのですが、
全く記事が出ませんね。
朝鮮総連のこと、こんなこと書いてました。
18日までに入金あるかどうか。
ここが1つのポイントになっています
どうなったか、順を追って書いていきます。
まず18日朝日・朝刊社会面（手元の新聞では35面）右上
朝鮮総連本部
売却話、相次ぎ頓挫
元銀行員ら仲介役
回収機構訴訟きょう判決
の見出しあります。
記事中に朝鮮総連本部の売却話の構図
という図解があります。
元日弁連会長の土屋公献さんと、
元公安調査庁長官の緒方重威さんの写真もその中にありました。
18日朝日･夕刊1面トップ
総連本部の売却撤回
代理人が登録抹消「資金調達できず」
628億円返済へ東京地裁
総連、元社長に1億円
売買の仲介手数料名目
夕刊手元の新聞で、15面にも関連記事あって、
総連売却問題
「将来の大使館」瀬戸際
土屋氏会見で謝罪
回収機構「聖域」踏み込む
差し押さえ逃れ成立か
このままだとなんだかわからないので、すこし見出し以外付け加えます。
朝鮮総連本部が入ったビルと土地の所有権移転登記は18日に抹消されたが、差し押さえ逃れの犯罪は既に成立しているとの見方が強い。
ここの部分に、元公安調査庁長官の緒方重威さんも関係してくるわけです。
「元身内」に手心を加えたとの批判を招かないよう、徹底した究明方針で臨んでいる。
記事の一部抜きなので主語が無いですが、当然主語は東京地検特捜部です。
この捜査安倍政権の北朝鮮に対する意向も感じますし、当然強気です。
私も普段「身内に手心」あまり良い気持ちしませんが、
今回は緒方さんスケープゴートにされているような気がしています。
松岡さん自殺したけど、緒方さんは自分の犯した間違い（罪とは書いていませんよ、罪を犯したのか、間違ったのかまだはっきりしてませんね）きちんと話して欲しいです。
ここまでが、18日の新聞です。
この時点ではまだこのことを書くには、情報が足りない感じしてました。
で今書くことになったわけです。
19日朝日・朝刊1面トップ
総連に627億円返済命令
東京地裁強制執行可能に
回収機構債権
最高実力者、売買に関与
最高実力者とは朝鮮総連責任副議長の許宗萬（ホジョンマン）さんのことです。
さらに2面時時時刻刻に
総連窮地
627億返済命令
最高幹部に批判も
検察
「だまされた、は通らぬ」
公安庁
「組織解体の危機」
「だまされた、は通らぬ」
は、元公安調査庁長官の緒方重威さんに対してです。
「組織解体の危機」
の原因も、元公安調査庁長官の緒方重威さんです。
さらに、社会面（手元の新聞では35面）右上にも記事あります。
緒方元長官「乗せられた」
出資者の素性確かめず
仲介役に謝礼、寝耳に水
土屋氏「結論では失敗」
3社監査役緒方氏辞任
緒方氏会社
課税8000万円
都が通知
この記事中には、元日弁連会長の土屋公献さんと、
元公安調査庁長官の緒方重威さんの、
記者会見の写真出ています。
18日の夕刊の締め切りに間に合わなかったわけですね。
さらに19日夕刊（手元の新聞で15面）
所有権移転済み「おかしい」
「場当たり的」総連側に忠告
中央本部問題売買断った社長
とあります。
とにかく18・19の2日で凄い量です。
根本的な発端考えると、朝銀信用組合の破綻というのもありますが、
問題の発端は、
差し押さえ回避のために、登記上の移転を行ったこと。
だと思います。
ここに緒方さん絡んでしまいました。
政権の地検への圧力もあります。
しつこいようですが、「緑資源機構談合」から皆の気をそらせるには良い題材です。
参議院選挙に向けて「年金問題」からも気をそらせることも狙っているのでしょうか？
この問題まだ時間かかりそうですね。
