私、左から普通になったのかな?

昨日朝日・朝刊1面トップ
こんな↓見出し出てました。

参院改憲派」2/3割る
3年後の発議に壁

世の中すっかり9条を改正して、(この改正の正の字がだいたい気に入らない、改悪でしょ)
いくぞ!
そんな流れだと思っていました。
この辺のこと過去にもたくさん書いてます。
取りあえずここ↓
2007-05-15 2つに1つ
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070515
そんな訳で護憲の立場は左よりの雰囲気ありませんか、
参院選挙前、護憲強調してたの社民・共産ですから。
民主が勝った途端に改憲派が2/3を割る。
ン〜なんか怪しい。
でも私も普通の人になりました。


この記事いかにも「朝日好み」そんな感じします。
(私も好みですけど)
この数字の根拠、朝日と東大が共同で行った調査です。
記事から引用します。

 政党別では改憲賛成派は自民(91%)、公明(67%)、国民新(100%)の3党で多数を占めた。これに対し民主では改憲賛成派の29%を改憲反対派の41%が上回った。共産、社民、1人当選の新党日本の各党では全員が「改正すべきではない」と解答した。

とあります。
自民・公明・民主(特に民主は割れてますね)憲法改正に関する何らかの法案出たとき、党議拘束するのでしょうか?
党が割れるのが困るので、国民投票で議員さんが逆らえないような流れを先に作ろうとしているのかもしれませんね。


この記事手元の新聞で32面に詳しい内容出ています。

参院冷める改憲
賛成派53%に減少


民主61%→38%に低下

の見出しあります。
記事を詳しく見ていくと以下の記述ありました。

 3年前と今回の調査に有効な回答をした民主の議員47人のうち7人が改憲賛成派から中立に、3人が中立から「どちらかと言えば改正すべきではない」「改正すべきではない」を合わせた改憲反対派に、2人が賛成派から反対派に、それぞれ態度を変えている。

ン〜、憲法改正されないこと私望んでいますが、味方が増えるのは心強いですが、
なんかこう民主の方たちの転向大丈夫だろうか?
そんな不安感じますね。
いま自民が負けたので、こういった流れですが、
今度の衆議院選挙で自民が勝つと、また憲法改正へ転向するのでしょうか?
憲法改正問題、日本の将来に向けて大切な決断要素だと思うのです。
それに個人個人の問題としても、そう簡単に「護憲←→改憲」の間を行ったり来たり出来るものではないと思うのですが、いかがなものでしょう?
民主党自体が寄せ集めの政党なので、こういう行ったり来たり慣れている方たちが多いのかもしれません。
自分の議席を守るためには、信念なんてありません。
そんな感じなのでしょうか?
獄中でも転向せずに共産党員で有り続けた、先日なくなった宮本顕治さんとはだいぶ違いますね。
でも、参院の皆さんこれからのご活躍を期待しております。


私が、参院より衆院の優位性を重視しすぎていた件、
2007-08-05 認識不足だったかも
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070805
で反省の弁書きました。
朝日さん私と同じ過ち犯してます。
これまた、昨日の朝刊(手元の新聞では2面)右上の見出し、

動いた若者 次が本番

アリャマ、だめじゃないですが、
次(衆議院選挙)が本番
なんて書いたら、
参議院選挙が練習みたいですね。
これイエローカード1枚出してよいでしょうか?
参議院の皆さんホント今後のご活躍期待しております。