信じていても、だめかも?

朝日の夕刊で昨日から2面で始まった連載、

それ本当ですか?
ニッポンの科学

いきなり1回目から驚きの内容でした。
見出し、

BSE検査 全頭調べても残る危険

というもので、
日本が実施している全頭検査しても感染牛が見逃される可能性があるようです。
内容一部紹介します。

原案で、欧米と同じく検査対象を30ヵ月以上としていた。だが、「消費者の不安解消」を掲げる議員らの声に押され、世界に類のない全頭検査が始まった。「安心」のための政治判断だった。

こういう手間をかけていながら、国際的に行われている事が行われていなかったりします。

 国債獣疫事務局(OIE)が定めるBSE対策の基準は、1、危険部位を取り除く2、牛を殺す時の「ピッシング」の禁止―などで、検査は含んでいない。ピッシングとは、牛が死ぬ時の脚のけいれんで、作業員が負傷するのを防ぐための手立て。頭に穴を開けてワイヤを通し、脊髄をつぶすため、脳内にたまった病原体が血液に入ってBSEの危険を増す、として欧米では中止した。
 だが日本ではピッシングがまだ続いている。
 「国は危険部位の除去を十分監視せず、ピッシングも行われている」とOIE名誉顧問、小沢義博さん。
 OEAは基準に照らして各国のBSE対策を検証し3ランクに分けている。米国は第2ランクの「リスクが十分管理されている」。日本は英国などと同じく危険度の高い国を指す第3ランクの「不明」に分類される。
 知らぬは日本国民ばかりなのだ。

手間をかけているわりに、チットモ安全ではなさそうですね。
アメリカ産より、国産牛肉の方が怪しい感じします。
記事中にBSE危険度ランク出ています。

1、危険が無視できる国
豪州、アルゼンチン、ニュージーランドシンガポールウルグアイ
2、危険が十分管理されている国
ブラジル、カナダ、チリ、スイス、台湾、米国

今後の連載に期待持てる言葉で、この記事終わっています。
 

日本で行われていることが実は科学的ではなく、国際社会からかけ離れていることが少なくない。身近で目につく不思議のいくつかを追ってみた。

全頭検査で安全!そう私も信じていました。
今後の連載で、BSE以外にも今まで信じていたことが科学的に怪しいこと書かれていくのですね。
怖いけど、期待してしまいます。