仮釈放のない「終身刑」

確か日曜の朝日・朝刊に、仮釈放のない「終身刑」について、
識者3名の意見が掲載されていましたね。
3者の言い分それぞれに違うのですが、
それぞれに納得する分部ありました。


今回の秋葉原の事件もチョット頭にあるのですが、
「人の命をなんとも思わないやつは死刑」
ソリャそうですね。
でも、
「人の命の尊さを、知ることなく、自分の犯した罪の重さを知ることなく、犯人を殺してしまう」
それで、良いの?
そんな気がします。


・死刑が増えるくらいなら、仮釈放のない「終身刑」を導入して、
死刑を減らすべきだ。


・仮釈放のない「終身刑」は、一生監獄で暮らしで、自由を奪われる、
死刑より残酷だ。


・何時執行されるかわからないが、確実に実行される死刑の日を不安を抱えながら生きていく、
それってかなり精神的にきついですよね。
そのくらいだったら、
神に与えられた寿命をいつ処刑されるかわからないという不安と戦うことなく、まっとうできる、仮釈放のない「終身刑」導入すべき。


全部納得は出来ます。
仮釈放ないとは言えないけど、あるともいえない「終身刑」っていうのも良いような気がします。
命の尊さがわかれば釈放、わからなければ終身刑そんな感じです。


連続殺傷事件が増えてきている事実、
命の尊さ失われていますね。
犯人を「殺っちまえ・殺っちまえ、あんなやつ死刑だ」っていう一般の声。
そう、これもいくら犯罪者とはいえ、命の尊さ失われています。
動物に対する虐待も含めて、
私たちの国民の抱えているストレスが、
私たち一人一人の、命の尊さに対する意識の低下を招いているような気がします。