竹島再燃

supiritasu2008-07-15

今日の画像は昨日のPM11時ごろ私が「なんやかんや」アクセスしてみたものです。
333333は14日になっていたのですね。


本題です。
昨日は朝刊無しで夕刊のみです。
朝日・日経・読売各社1面で取り扱った、竹島問題、
記事を全て引用します。

asahi.comです。
http://www.asahi.com/politics/update/0714/TKY200807140117.html?ref=any

竹島」明記の指導要領解説書を公表 韓国の主張も言及(1/2ページ)2008年7月14日21時9分
 政府は14日、中学校の学習指導要領をめぐり、日韓双方が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)について初めて記述した同要領の解説書を公表した。韓国に配慮して、竹島を直接、「日本固有の領土」とする表現は避けたが、韓国側では反発が強まっている。

 3月の学習指導要領改訂をうけて09年度に新教科書の執筆が始まるのを前に、今月には新たな解説書を示すことになっていた。現在、竹島を取り上げている教科書は地理が6冊中1冊、公民が8冊中3冊だが、今回の解説書の公表で、新学習指導要領に基づく教科書の使用が始まる12年には、竹島を記述する教科書が大幅に増えるとみられる。

 解説書はこれまでも、北方領土について「(ロシアに)返還を求めていることなどについて的確に扱う必要がある」などと記述していたが、今回初めて、「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れ、北方領土と同様に我が国の領土・領域について理解を深めさせることも必要である」との文言を付け加えた。

 解説書は「北方領土は我が国固有の領土」と明記しており、竹島の扱いを「北方領土と同様」とすることで、間接的に「日本固有の領土」と教えることを求めた。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領らから事前に「深刻な憂慮」を伝えられていたが、竹島記述については方針を崩さず、韓国との主張の違いに言及したり、北方領土についてのみ「不法に占拠されている」との表現を新たに加えたりすることで、最大限、韓国側に配慮を示した。

 町村官房長官は14日の記者会見で「日韓関係がぎくしゃくすると、新時代に向けた積極的な動きが頓挫するだけでなく、6者協議や拉致問題の解決にも悪影響を及ぼしかねない」と指摘。解説書の表現について「韓国への配慮」を認め、外交ルートで事前に韓国政府に伝えたことも明らかにした。

 一方、文部科学省の銭谷真美事務次官は会見で、竹島記述の理由について、98年の前回改訂以降、(1)「我が国と郷土を愛する態度を養う」と規定された改正教育基本法が成立(2)学校教育での竹島の扱いをめぐる国会質問の増加や地元自治体からの要望(3)政府が竹島に関するパンフレットを作成――などの変化をあげた。(鮫島浩、中井大助)


NIKKEI NETです。
経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

学習指導要領解説「竹島は領土」と明記 韓国の主張にも言及
 政府は14日、2012年度から本格実施される中学校の新学習指導要領について、日韓が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)に関してわが国の領土と解説書に明記する方針を決め、韓国側に伝えた。「韓国との間に竹島を巡って主張に相違があることにも触れ、北方領土と同様にわが国の領土・領域について理解を深めさせることも必要である」と言及する方向だが、韓国側の反発は避けられない見通しだ。

 政府は14日夕にも内容を正式に発表する。文部科学省は同日、各都道府県教育委員会の担当者らを集めた説明会で解説書を配布。社会科で日本が抱える領土問題の例として取り上げる。 (15:01)


YOMIURI ONLINEです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080714-OYT1T00243.htm?from=any

政府は14日、中学校社会科の新学習指導要領の解説書に、日本の領土である竹島の領有権を韓国が主張している問題を新たに記載することを決めた。

 当初検討していた、「我が国の固有の領土」という表現は避ける一方、「我が国と韓国の間に、竹島を巡って主張に相違があることなどにも触れ、北方領土と同じ様に、我が国の領土、領域について、理解を高めさせることも必要である」と記述することで決着した。文部科学省は同日午後、都内で開いている中央説明会で、都道府県教委の担当者に解説書を提示する。

 政府はこうした方針を、外交ルートを通じて韓国側に伝えた。記載自体の見送りを求めていた韓国政府は、抗議し、是正を求めると見られる。

 この問題では、韓国が解説書への記載に強く反対し、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の際の日韓首脳会談でも、李明博(イミョンバク)大統領が福田首相に懸念を伝えていた。これを受け、日本政府は14日午前も町村官房長官と銭谷文部科学次官が首相官邸で協議するなど、中央説明会と並行して調整を続け、最終的には福田首相の判断で記述を決めた。

 解説書では北方領土については、「我が国の固有の領土で、現在、ロシア連邦に不法に占拠されている」などと記述する予定だ。これに比べると、竹島問題は韓国への配慮が強く反映された表現となった。ただ、政府は北方領土と並ぶ形で竹島に触れることで、領土問題として明確に取り上げたことになると見ている。


韓国の李明博大統領は、日本との外交関係を強化していこうという方なのに、
日本側のこの態度、良くないと思う。
いつも書いていますが、領土問題は語りだしたら絶対もめます。
当事者が一方的にコメント出しただけではどうにもならないことお互いにわかっているはずです。
同席して話し合う。
その模様を両国で同時中継する。
そして、こういう問題むきになって大騒ぎする方両国とも必ずいますね。
そういう方々の醜さを伝えて、冷静になることがまず大切であることを知る必要があります。
どっちの領土になるにせよ、冷静に話し合わないと決着はつきません。
日本と韓国で領土問題がこじれて、外交関係が途絶えて、戦争でもするつもりがあるのでしょうか?
「友好に行きましょう」って言う大統領が出てきたときに、
中学校社会科の新学習指導要領の解説書に、竹島書いてどんな意味があるのでしょうか?
なんかまた「国内で圧力がかかって、それに屈した」そんな感じ受けます。


#後述

この話題、今日の朝日・朝刊のトップですね。
竹島、解説書に初記述
日韓の主張違い明記
中学指導要領


韓国政府「深い失望」在日大使帰国へ

日韓の主張の違い明記したことはいいことだと思いますが、
しかし何故、今?
って感じします。
靖国参拝しないで、外交重視した福田さん。
何故、韓国に対してこういう態度に出たのか不思議?
小泉さん安倍さんならなんとなくわかるんですけどね。
日本国内での圧力感じるのですが、
沖縄での日本軍の教科書記述の件にしても、
圧力をかけている方たちと、その圧力を反映してしまう行政。
その過程を明らかにして欲しいな。