古新聞

新聞読むの滞っていて、昨日の新聞朝・夕刊ともまだ読んでいません。
昨日読んだのは、一昨日(24日)の朝・夕刊でした。
読まずに、放置してもいいのですが、その日のニュースだけではなく、
例えば一昨日の朝刊だと、オピニオン蘭に、蓮池薫さんのインタビュー記事出ていて、
ヤッパリ読んで良かったと思います。
ですので「読まずに放置」できるだけしたくないです。


今回書きたくなったのは、
一昨日朝日・朝刊・政治面(手元の新聞で4面右上)に出ていた。

教科書 日韓深い溝

の見出しのある記事でした。
asahi.comに新聞内容よりは記事の量少ないですが、
同じネタもとの記事出ていたので引用します。
http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY201003230343.html
http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY201003230343.html

教科書めぐり、相互に批判 日韓共同研究第2期報告書

2010年3月23日18時21分

 日韓の有識者による第2期歴史共同研究の報告書が23日、公表された。今期は歴史教科書を新たに取り上げたが、従軍慰安婦など侵略戦争をめぐる日本の教科書の記述や韓国の歴史教育などについて双方が相互に批判を展開。互いの歴史認識を理解する難しさを改めて印象づけた。

 第2期は2005年6月の日韓首脳会談の合意に基づき始まった。07年6月から古代史、中近世史、近現代史の分科会と、新設された「教科書小グループ」に分かれて研究が進められた。

 教科書小グループの報告書では、韓国側は日本の教科書で従軍慰安婦の記述が「1996年以降、明らかに縮小の一途をたどっている」とし、政治や社会の保守化が原因と指摘。日本側は「不正確な記述の『淘汰(とうた)』」と反論した。韓国側は日本の教科書には日韓併合条約が「不法」と書かれていない点を問題視し、日本側は憲法9条や「村山談話」について教科書に盛り込むよう求めた。

 近現代史の報告書では、日本側は植民地時代の日本語教育について、朝鮮人児童も日本人教師も真剣だったとし、「近代的な知識や技術を得るための道具として日本語が認識されていた」と説明。韓国側は「求めて学ぶことはほとんどなかった」と反発した。

教科書で、お互い批判したって良いと私思っています。
相互理解への第一歩ですよね。
バンバン批判しあって、お互いの意識の差を確認しあうこと。
とても大切だと思います。
国の面子なんてどうでもいい気がします。
本音で語り合って欲しいです。
asahi.comには出ていませんが、記事内にこの件についての報告書公開している、
日韓文化交流基金のホームページ紹介されていました。
http://www.jkcf.or.jp/history/
http://www.jkcf.or.jp/history/
報告書チョット読むの大変なくらい量がありました。
この共同研究、新聞によると、

日韓両国政府は第3期の共同研究の構想は持っているものの、具体化はしていない。認識の差が大きく、「研究成果について世論の反応を見てから検討する」(日本政府関係者)との考えがあるためだ。

世論ってなんでしょうね。
これ政府関係者の都合の良い世論ですよきっと。
こういうのは上にも書いたように、本当に継続する必要あると思います。
それと、こういう研究に参加される識者の方は、感情に流されず、冷静に日韓の将来を考える方たちが参加していると信じたいです。
日韓で共同の教科書ができるといいと思います。
記事中にも、

「独仏は共同の歴史教科書を作るまで50年かかった」(趙教授)

独仏って歴史遡ると、日韓よりもっと戦ってますよね。
その国でも50年かけて共同の教科書ができているのですね。
大人です。
日韓も大人になって欲しいです。