宅建試験合格後(その2)

昨日の続きです。
昨日書いた書類そろえるだけでも、結構大変です。
でもそれで終わりじゃないんです。
揃えた書類もって、各都道府県の
宅地建物取引業協会」
に提出します。
その住所や行き方は合格通知の中に入っていますので安心してください。
神奈川県の場合、昨日書いた、
「登記されていないことの証明書」
を発行してくれる法務局の近所でした。
で、ここで驚きの事実があります。
ここまでの一連の手続きのことを、


「取引主任者資格登録申請」


といいます。
この申請の登録手数料に、
37,000円
かかります。
私独学したので、合格までかかった費用より高いかもしれません。
この金額私が読んだ参考書には出ていませんでした。
登録申請が必要なことは出ていたような??



で、さらに驚きの事実。
これでも、まだ「取引主任者証」発行されません。
申請から30〜60日後、
「登録完了」
のはがきが来て、登録番号が通知されます。
試験合格後1年以内であれば再度申請をした、
宅地建物取引業協会」
に行って、
「取り引き主任者証」の交付申請をします。
公布手数料、
4,500円
さらに必要になります。


で、その場で発行してくれません。
運転免許はその点早いですね。
申請後2週間前後で発行されるそうです。
郵送の受け取りも可能ですが、
簡易書留代の切手を430円分もって行く必要があります。
代理人が申請することも可能ですが、委任状とか必要になります。
郵送希望で無い場合は自分で取りに行くことになります。


で、もし合格してから1年以内に「取引主任者証」の申請しなかった場合、
「取引主任者証」を5年に1度更新するときと同じ、
「法定講習」
を受講した後で無いと発行されません。
法定講習受講料+交付申請手数料の合計で、
15,500円
必要になります。
合格1年以内に「取引主任者証」手に入れると、11,000円お得ってことです。
どっちにしても、「取引主任者証」の期限を常に有効にしておくためには、
5年に1度、15,500円かかるってことです。


なんか、試験に合格しても「取引主任者証」手にするまでかなり時間かかりますね。
業務経験がなくて、スクーリング受けるとなると、
合格後半年
は見ておいたほうが良さそうです。
宅建試験の合格は一生ものだそうです。
ですので、合格したままで、
「取引主任者資格登録申請」
の37,000円払って申請しないでも、
生きている限り10年後だろうと出来るようです。
その時、実務経験なくても、登録実務講習をその時受講すれば大丈夫です。
モチロン、申請だけして、
放置しても、申請も一生有効です。
好きなときに、15,500円払って、
法定講習受講料受ければ、交付申請できます。
ただ、この講習のスケジュールも決まっていて、
今すぐ申し込んだとしても、
2月26日の講習が一番早い講習で、それ以前の講習は既に締め切られています。
約2月後ですね。発行にさらに2週間程度かかるようですので、
急に「取引主任者証」必要な時は間に合いませんね。


と言うわけで、私もまだ37,000円払って「取引主任者資格登録申請」を行った段階で、
「取引主任者証」を手にするのは年末年始もはいるし、2月ぐらいかもしれませんね。


2回に分けましたが、合格後「取引主任者証」を手にするまで書いてみました。
実務経験ありで、交通費とか写真代とか抜きにして、
42,500円かかります。
1年後に登録となると69,000円かかります。
実務講習受ければ、
97,000〜107,000円かかります。
1年以内に登録しても実務講習受ければ。
86,000〜96,000円かかるわけです。


受験後のことリアルタイムなので先に書いてしまいましたが、
私も合格するまで、お金が結構かかること知りませんでした。
でも私で、最少出費なのですね。
今回書いた金額は2008年12月13日現在のものです。


宅建合格へのなんやかんやは、また近いうちに書きます。