好きです半額

スーパーの閉店前、半額狙って買い物した事あります?
私得意です。(^_^)v
小さなお金で豊かな暮らし!
ん〜。「だったら飲み代減らせ」
どこかでそんな声が聞こえたような??
確かにそのとおりです。(^_^;)
イヤ〜これでも、会社いたときのことを思えば、最近贅沢をしているとはいえそれでも半分以下です。
全面的に贅沢は出来ませんので、こまめに節約して、ドカンと(チョット、ミミッチイかも知れませんが)いってます。


コンビニ家から1分以内にあるのですが、ほとんど利用していません。
お弁当もです。
多少廃棄処分になっているのあるの気付いていましたが、
コンビニのポスシステムってかなり凄いって思っていましたので、
過剰在庫及び欠品がないように、一日に何回か配送があって極力無駄がないように店ごとのデター分析がきちんと出来ているのだと思っていました。
急な天候の変化とかもあったり、そうでもないようです。
でも、コンビニのポスシステムは、生産者側と販売側に消費動向を素早く伝える凄いシステムであることに変わりはないですね。
さて、昨日の朝日・朝刊1面左、以下の見だし出ていました。

セブンイレブン公取が調査
店側の値引き
不当制限容疑

とあります。
記事読んでいると、
「コンビニ最王手のセブンイレブンからまず手をつけた」
ってことのようです。
名前が挙がっていないだけで、コンビに業界何処に行ってもキャンペーン以外でお弁当関係の値引き私見た事ないです。
そう、
「業界全体として、店側の値引きを制限している」
そんな感覚でいいと思います。
この記事2面の『時時刻刻』に関連記事あって、

コンビニ価格の闇

そんな見出しでさらに詳しく書いてあります。
asahi.comです。
http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY200902190245.html?ref=any
http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY200902190245.html?ref=any
この記事、関連記事に書かれたことも含まれています。
全文引用します。

セブンイレブン、加盟店の値引きを制限か 公取委が調査(1/2ページ)2009年2月20日3時1分

  

「見切り販売」している加盟店の売り場。消費期限が近い商品に半額の値札が張られている
 国内1万2千の加盟店を抱えるコンビニ最大手「セブン―イレブン・ジャパン」(東京)の本部が、傘下の加盟店に対する優越的な地位を利用し、店側が弁当などの売れ残りを減らすため値引き販売しようとするのを不当に制限していた疑いがあるとして、公正取引委員会独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で同社の調査に乗り出したことがわかった。

 公取委は昨秋以降、同社本部の聞き取り調査を実施。今月からは加盟店への調査も始めた。今後、排除措置命令などの行政処分を念頭に審査を本格化させる。

 同社の店舗は、フランチャイズ契約を結ぶ加盟店と直営店の2種類。加盟店からの収益が全体の7割を占める。

 弁当など消費期限が来て廃棄した場合、加盟店側はまずその原価を負担する。コンビニ各社がとっている会計方式では、廃棄が出ても、売れた商品の利益にかかるロイヤルティー負担は残るため、結果的に赤字になりかねない。

 複数の関係者によると、複数の加盟店が廃棄される商品の損失を減らす目的で弁当や総菜などを消費期限前に値引き(見切り販売)したところ、同社本部が「フランチャイズ契約を打ち切る」「大変なことになる」などと圧力をかけ制限した疑いがある。

 本来、商品の値引きは「個人商店」である加盟店側が自由に判断できる。値引きを認めない本部に対する加盟店の苦情が多いことから、公取委は02年4月にフランチャイズガイドラインを改定し、「見切り販売を正当な理由なく本部が制限し、売れ残りとして加盟店に廃棄を余儀なくさせること」を、優越的地位の乱用にあたる事例に追記。業界団体などに改善を促していた。

 だが、改定後6年たっても加盟店をとりまく状況に改善はみられず、業界最大手で店からの被害申告件数が最も多い同社から調査を始めた。


同社を含むほとんどのコンビニ各社は同様の会計方式をとる一方、本部の「推奨価格」から値引きをしないよう店に求めている。公取委の調査は通常、半年以上かかるが、こうした要請の一部が不当と認定されれば、業界全体が見直しを迫られることになる。

 公取委の調査について、同社広報センターは「公取委から昨秋に指摘を受けたのは事実だが、現在、社内で実態調査中なので詳細はコメントできない」と話している。(高田英)

引用出来なかったのですが、記事中に、『コンビニ会計計算方式とロイヤルティー計算』というグラフ付の解説あって本部が儲かるように出来ているのが良くわかります。必見です。


チョット説明すると、コンビニの本部に払うロイヤルティーは売り上げに掛かるわけではなく、利益に対して掛かります。
納得ですね。
この『コンビに方式の利益』の算出方法に加盟店にとって大きなリスクが隠されています。
廃棄分や、盗難にあった商品の原価は全て加盟店側の負担になっています。
常識的に考えたら利益って、売り上げから仕入れだけでなくて、人件費や光熱費・家賃等の経費を全て引いた後で手元に残った金額、
純利益になるのですが。
そこで計算してくれないと加盟店かなり苦しいですね。
でも、そこまではやってくれないかな。やっぱり。
新聞の記事は、値引きに限定しているため、廃棄分が店の負担になることについては言及されていますが、人件費・等については言及されていません。
ただ、
「売れた物に対しての利益からロイヤルティーの支払いが決まる」
そういう方式がコンビニ会計となっています。
ですので、当然人件費等は含まないと考えてもよろしいかと思います。
新聞表の解説では、

ロイヤルティーを50%とすると

という仮定で話が進んでいます。
実際のロイヤルティー何%か知りませんが、仮定にしろ記者さんも調査されているでしょうから、50%程度この方式で取られているのでしょうね。
利益率、商品によって違うでしょうが、売っているもの全体を考えると50%は確保できないでしょうね。
弁当関係は50%超えていそうな気がします。
ですので、廃棄もありますが弁当関係をたくさん売って利益をあげないと経営が苦しい。
全体として50%利益出たとして、
(これかなりお弁当関係の売り上げが大きいという仮定です、実際50%出せなそうな気がしているのですがいかがでしょう??)
月1,000万売って利益500万、ロイヤルティ50%払ったとして手元に250万残ります。
このお店、弁当関係かなり売っている仮定ですので、廃棄いくら計上したら良いのでしょうね??
そうここで、
廃棄になるもの値引きして、原価で売ったとしても利益は同じ250万
こんな魔法のようなことが起こるようです。
もう1つの結論です。
値引きしないで廃棄すると、ロイヤルティは減らないけど、加盟店の利益が減る。
コンビに会計方式素晴らしい。
TVで何で値引きしないか?
セブンイレブンの偉い人が答えていましたが、どう聞いても経営側の論理で、
消費者として聞いて納得できませんでした。
コンビニ経営者はどう聞いたのでしょうね。
たまに、コンビニで、おむすびやサンドイッチよくみないで買って、消費期限が5時間後だったりすると損した気持ちになります。
スーパーと違ってコンビニは24時間営業なので閉店がありません。
私の大好きな『半額』にしなくても5%や10%程度の値引きで充分売れてしまうと思います。
廃棄が無くなれば、私の嫌いな「食べ物の無駄」も無くなって地球に優しいですね。
これって、
本部のロイヤルティー、加盟店の利益、消費者のお得感
全て満たされると思うのですがいかがでしょう?


ちなみに私の昨日の晩ご飯ですが、
スーパーの惣菜コーナーではなくて、お肉売り場で生のチーズハンバーグ半額で入手しました。
フライパンで油も敷かず芯まで火が通るように弱めの中火でフタをしてじっくり焼いて食べました。
弱火でじっくりは良かったのですが、焼きながら他の事をしていたので片面かなり焦がしました。
焦げないように弱めの中火にしたのに。
昨日お惣菜コーナー行ったのが遅くてあまり残って無かったのですよ。
そんな時でも困らない私です。(^_^)v
だったら飲み代。
またまたそんな事、くえとかお刺身のおいしそうなのがあったときにお金が無くてくえないのは嫌です。
備え有れば憂い無し!
このことわざこういう使い方も良いのではないでしょうか?