15兆円

どんだけ?まったく想像付かない金額です。
09年度の補正予算の金額です15兆円。
過去最大だそうです。
朝日も昨日の朝刊1面トップ、昨日の夕刊・今日の朝刊でも1面に記事出ていました。
「魚を与えるより、魚の取り方を教えて欲しい」
気がします。
内容的に魚与えている感じしますね。
私もサブプライム問題が去年から話題になってきたとき、
「日本の金融機関はあまり関係していないようだし。たいして飛び火してこないだろう」
そんな、甘い認識でした。
『輸出主導の経済』
ここ問題ありでしたね。
今、火元の米英より日本の方が大変な気がします。(いや実際大変なのでしょう)
学生さんの就職人気企業、トヨタの落ち込みすごかったですね。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090408-OYT1T00958.htm?from=any
内需の拡大できれば良いのですが。
どうも、将来に対する不安があって、お金使いにくいです。
日本の将来の競争力考えた時。
人口も減少傾向で将来に向かって今の先端技術維持していく能力が私たちにあるのでしょうか?
タブン、先端技術を先端の所で支えているのは、一部の超エリートと、現場の技術者・職人さん達ですね。
そういう方たちがあって、多くの派生した仕事が生まれているのだと思います。
技術革新は、少人数で仕事ができるようになってきます。
誰にでもできる仕事は、賃料の高い国内から海外へ移行しています。
国内で仕事が無くなれば、賃料の安い仕事でもする人が出てきますね。
収入の格差増大していそうです。
高級品売れないそうですが、所得ある程度維持されている方たちが、消費をためらっているのでしょう。
外食産業、スーパーなどでは、価格競争激しくなっています。
1個あたりの利益は減らしても数を売ることで、全体としての利益は増やしていけます。
でも国内の人口限られています。
弱い会社淘汰されて、失業者うみますね。


緊急支出ためらっていたドイツ麻生さん名指しで批判していたようです。
ドイツの考え方私は健全だと思います。
米英に付き合って支出していいの?
選挙対策と思われるより、国際協調であること強調したかったのでしょうね。
日本は世界の中でも財政が厳しい国のトップランクですね。
バブルといわれた景気の後の対処に、国のお金たくさん使って、
その効果ありました?
好景気だったらしいチョット前は国の景気対策による効果どの程度あったのでしょう?
選挙。
9月までにはあるのですが、それのためにお金使って、
その後の財政負担私たちよりも、これから生まれてくる子供たちの方が多いのかもしれません。
これで、少子高齢化防げるのだろうか?
お金(税金)使うなとは言いません。
使うためにあるのですから、
でもヤッパリ今のことよりも将来のことを考えて上手に使って欲しい。
今苦しくても、何処までやれば明るくなるか、
「トンネルのかなた向こうでも豆電球でもいいからしっかり見えていたほうが経済好転すると思います」
今は、種火を撒き散らしているが、種火をつける場所が良くわからなくて、種火は燃えているけど、その種火はすぐに消えてしまって、目標としている大きなキャンプファイヤーにならないので、皆で温まる事ができていない感じです。
税金をつぎ込んで、今を維持するよりも、
新しい未来に向けて脱皮する事できると良いですね。
今、アメリカがGMクライスラーこれからどうするのか?
そんなことも気になっています。


私は、毎日贅沢しないでも、たまの贅沢でとっても幸せに暮らしていける体質で、
数日前に写真掲載したのは、(自腹ではないですが)月1無くても大丈夫。
毎月10万以上飲み代に使っていた時って、安定はしていたけど、
「飲まなきゃやってられないぜ」
そんな感じで、贅沢している感じはしなかったですね。


#後述
家計にどう優しいか記事見つけたので引用します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090410-00000651-san-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090410-00000651-san-bus_all

家計にプラス? 追加経済対策のポイント
4月10日22時20分配信 産経新聞


 「100年に1度」の経済危機に対応するため、麻生太郎政権が打ち出した追加経済対策は、まさに“政策総動員”となった。深刻化する雇用の安全網の整備など生活者の不安払拭に努めると同時に、太陽光発電の普及、エコカーや省エネ家電の買い替え促進など環境を中心に、将来の成長分野への投資を重視した。不況にあえぐ家計にとって朗報となる項目も多い。

 《雇用》

 重点施策の雇用対策には、1兆9000億円を投じる。特に、今年6月までの失職者が約19万人に達する非正規労働者の安全網を整備。雇用保険の給付を受けられない人を対象に、職業訓練期間中の生活支援として、月10万〜12万円程度の支給と上限8万円の貸し付けを行う「訓練・生活支援給付」制度を創設する。

 このほか、住居を失った離職者には、10万円以内のつなぎ資金を融資するほか、最大6カ月間、家賃の一部を補助する。

 また残業を減らすなどで非正規の雇用を守るワークシェアリングを実施した企業には、1人当たり最大45万円を支給する。

 《子育て・医療》

 3万6000円の「子育て応援特別手当」は、すでに決まった平成20年度補正では、3〜5歳(昨年3月末時点)の第2子からが対象だったが、第1子も支給対象とする。

 医療分野では、医師不足の解消や患者のたらい回しの防止のため、3100億円の「地域医療再生交付基金」を創設し地域の医療体制を整備。女性を対象に乳がんや子宮頸がん検診の無料クーポン券を配布する。

 《環境》

 省エネ家電の普及促進では、省エネ性能を星印で示す「多段階評価制度」で4つ星以上の冷蔵庫やエアコン、テレビを対象に、他の製品の購入に使えるエコポイントを購入金額の5%分付与。買い替えによるリサイクル費用も、ポイントで還元する。

 エコカー購入に対する補助金制度も導入。13年以上使った自動車を廃車にして一定の燃費基準達成車に乗り換える場合は普通車で最大25万円が支給される。車体価格230万円程度のハイブリッド車に買い替えた場合、21年度税制改正で実施されたエコカー減税の12万〜13万円を合わせ、40万円弱の負担軽減となる。

 《税制》

 贈与税の減免は、約1400兆円の個人金融資産の動きを活性化するのが狙い。住宅購入・増改築資金に限り、非課税枠を通常の110万円から610万円に拡大する。減税は今年1月までさかのぼって適用し22年末までの時限措置。

 親の高齢世代から子供の若い世代への贈与を促し、住宅購入につなげる。

 中小企業(資本金1億円以下)の交際費課税も、定額控除の限度額を現行の年400万円から600万円に引き上げる。中小企業の税負担が軽減されると同時に、地域の飲食店などでの消費が増えることが期待される。