新しき村

村上さんの1Q84読んでいて、前から1度行ってみたかった。
新しき村」行って来ました。
一般財団法人 新しき村
http://www.atarashiki-mura.or.jp/
ウィキペディアです。
新しき村 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%8D%E6%9D%91

武者小路実篤とその同志により、理想郷を目指して1918年(大正7年)宮崎県児湯郡木城町に開村された。

という事で、長い歴史があります。
武者小路実篤 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%80%85%E5%B0%8F%E8%B7%AF%E5%AE%9F%E7%AF%A4
私が行ったのは埼玉のほうです。
村上さんの小説内の宗教団体もオウムと同じような展開になっていますが、
新しき村は、宗教とか政治色を抜きに継続しています。
中で暮らしている方たちの実情は1度訪れただけではわかりませんが、
清貧
そんな言葉が似合いそうな感じです。


村の入り口です。

門とかあるわけではなくて、自由に出入りする事が出来ます。
右側は、
この門に入るしものは自己と他人の
左側は、
生命を尊重しなければならない
と書かれています。


村の旗です。

「村の旗」は武者小路実篤がデザインしたもので、全人類同胞の思想・人類平和共生の理想を表現しています。各人種を象徴する色を合体したものを、海と空の青が包み込んでいます。

村内のお茶畑です。

村の外から、木に囲まれた「新しき村」を撮っています。

手書きの村内の案内図です。


村内に武者小路実篤さんの絵などを展示してある美術館があります。
土日の10〜12時 14〜17時の公開となっています。
タブン武者小路実篤さんという公卿の出身の方の理想で設立された。
ここが重要だと思います。
なんか怪しい人たちが共同生活を始めると、周りの人たちの目も厳しいですね。
戦前の共産党に対する弾圧などもこの国はありました。
そういう世界とは「違うんだ」という事が周りの住民や、国にもしっかり理解されて住民の生活が保たれているのだと思います。
新しき村にも様々な問題もあるのでしょうが、
これからも、時代を超えて、こういう理想の暮らしを続けてほしいものです。
なんか、私も心が癒された気がしました。
住民の方たちも感じよかったです。