維持するための予算

行政刷新会議で、事業仕分けをして、何億って予算が中止になったり、減額になったりしてますね。
見ていて、何億!すごい!!とは思います。
でもね、よく考えてみると、今年の税収予想46.1兆円を下回って40兆円割り込みそうらしいです。
で歳出は88.5兆円の予定らしいのですが(^_^;)
国債の発行無くすの不可能に近い予算です。
何時からこんなに国債発行しているのでしょう?
調べました。
http://www.daishodai.ac.jp/~harada/lecture/pdf/pub_eco/pe2007_23.pdf#search='国債発行額 推移'

1950 年代〜1960 年代前半
均衡予算原則.
1965 年
不況財政特例法にもとづき赤字国債発行
1973 年
石油危機.
戦後初のマイナス成長(1974 年)
法人税の税収大幅ダウン
1973 年
老人医療無料化 .
1975 年度
約5 兆3,000 億円の国債発行 .
うち赤字国債は約2 兆3,000 億円 .
日本の財政運営と公債発行

リンク先にグラフもあるのですが、昭和の終わりから平成にかけて、特に平成10年以降大きく増えているように見えます。
私の勝手な想像ですが、バブルといわれた好景気で税収が多かった時に、調子に乗って箱物とか作ってその後、収支が思うように行かない。でもその維持費がかなりかかっていそうな気がするのです。
事業仕分けの対象にならない、箱物だけではなくて維持しなくてはいけない分部の支出って合計何兆円ぐらいになるのでしょうね?
事実を知るの恐いですが、そこのところ気になります。
その金額が40兆円超えているとしたら、ね。
なんか目をつぶりたいけど、しっかり見ないといけないかと思います。
これは国の話ですが、地方自治体でも、維持するための予算で縛られている分部あると思います。
今後そういった予算の見直しをしていく必要もあると思っています。