クリントンさん来日

昨日の朝日・朝刊1面左下、

クリントン長官
今月中旬来日へ

との見出し出ています。
記事読んでいると、最終決定ではないようです。
asahi.comです。
http://www.asahi.com/international/update/0201/TKY200902010129.html?ref=any

クリントン国務長官、初の外遊は日本 2月中旬にも2009年2月2日3時0分


 【ワシントン=鵜飼啓】米政府高官は31日、クリントン国務長官が就任後初の外遊として日本を訪れることが、ほぼ固まったと明らかにした。2月中旬になる可能性が高いという。その後に中国、韓国なども訪れると見られるが、最初の訪問国に日本を選ぶことで「日米同盟重視」の姿勢を強く打ち出す狙いがある。

 日本側では一時、「オバマ政権は中国重視」との懸念が出ていたが、初外遊先が日本となれば、こうした見方は覆りそうだ。

 日程は最終決定には至っておらず、国際情勢次第で変更の可能性は残っているが、実現した場合には日米同盟の重要性を再確認するほか、北東アジア情勢、国際金融危機などを話し合う見通し。アフガニスタン情勢を重視するオバマ政権は日本の貢献に期待しており、日本政府は具体的な追加支援策を打ち出す必要に迫られそうだ。

 国務省のウッド報道官代行は30日の記者会見で「長官は北朝鮮情勢をめぐり、(いずれ)地域の高官らと協議することになる」としており、東アジア歴訪を通じ、北朝鮮核問題についても各国と突っ込んだ議論が行われそうだ。

 クリントン氏は「6者協議は不可欠」とすると同時に米朝協議にも積極的。ブッシュ前政権下の対北朝鮮政策の見直し作業も進めている。

 中国をめぐっては、クリントン氏は経済だけではなく幅広い分野での関係を築く必要を指摘。財務省主導の「戦略経済対話」の枠組みを超えた包括的な対中アプローチの構築を目指す考えを示しており、オバマ政権下の米中関係を占う重要な訪問となる。

オバマ政権は中国重視」

で、すねていた日本ですが、
クリントンさんがまず来る事で、日本重視で喜んでいるのでしょうか?
重視されたら重視されたで、こんなおまけが付いてきます。

アフガニスタン情勢を重視するオバマ政権は日本の貢献に期待しており、日本政府は具体的な追加支援策を打ち出す必要に迫られそうだ。

アメリカが日本を向くか、中国を向くかで一喜一憂する外交でいいの??
私はそこに疑問が!
アメリカの国益と日本の国益は違いますよね。
この国の政治及び外交は日本の国益を重視しているのだろうか?
アメリカの国益にかなうようにコントロールされてしまっているように思います。
ドル安になってもドル安を感じないような安くてよい商品を輸出して、
得た利益でアメリカの国債を買う。
アメリカに尽くしている国、日本感じます。
クリントンさん来て、簡単にお土産出しそうな国だと日本は思われていそうです。
期待されないのは寂しい気持ちになるのはわかりますが、
国民生活を豊かにするための体質改善をこの世界的不況の中で、バラマキとかの対処療法ではなく実施すべきです。
体質改善、私の考え具体的には輸出に頼らなくても、内需の拡大で景気を回復させる事なのです。
車の1月の国内売り上げ凄く下がっているって今日の朝日・朝刊1面に出ていましたね。
国内が売れないから輸出。
これ一理ありますが、為替の影響受けますし、博打的要素含みますね。
輸出主導型なので、企業利益ほど私たちの生活に豊かさが感じられないのではないか?
豊かではない社会は、出産にも影響して少子高齢化が進み、働き手が減る事がこの国の将来への不安に結びつきます。
将来に対する不安のため、消費より貯蓄にお金が向かい、資産運用していても、金利は低いし、だからといって外貨預金や株をやったら損してしまう。
これって閉塞感産みますね。
アメリカの国益ではなく、日本の国益のために政治や外交するべき時が今です。
(ほんとは、ズーット前からやらなきゃいけなかったんですけどね)


アメリカの国益が、国際的に見てどうかな?
って思う事ブッシュさんの時代多くなりました。
私は、日本の国益を優先する事は主張していますが、
国際協調は必要だと思っています。
それは、アメリカが求めてくるであろう軍事的な行動ではなくて、
経済的な援助をしていくべきでしょう。
それもお金をばら撒く事ではないのです。
アフガニスタンソマリアイラクさらに北朝鮮、等の国で、その国の人たちが豊かに暮らせるように、
産業を興す手助けをすること。
とりあえず今食べられないのであれば食糧援助必要ですが、それでは問題の解決にはならないってことです。
アメリカ追随ではなくて、日本と国際社会に目を向けた政治及び外交しましょうよ。