読解力

8日の朝日・朝刊1面トップ

読解力8位に回復
国際学習調査学力低下歯止め

の見出し出ています。
リンクだけしておきます。
asahi.com(朝日新聞社):日本の読解力回復8位、科学5位数学9位 国際学力調査 - 全国学力・学習状況調査 - 教育
http://www.asahi.com/edu/news/chousa/TKY201012070357.html
試験は、読解力以外は「科学的リテラシー(応用力)」「数学的リテラシー」とあるそうです。
読解力大事。
それシミジミ思ったのが。
情報セキュアド受けてたとき。
問題文しっかり読んで、聞いていることにキチンと答えないと合格しませんね。
全ての試験は、どんなに勉強してもこの読解力がないと合格できない。
そんな気がします。
この日の朝刊、読解力の問題2問出ていました。(手元の新聞で27面)
今までやったことがないような問題でチョット新鮮。
就職のSPI試験とかではこういう問題やるのでしょうか?
asahi.comで問題探せませんでしたが、他で1問発見したのでリンクしておきます。
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_kyoiku-gakuryoku-world20101207j-04-w520
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_kyoiku-gakuryoku-world20101207j-04-w520

後、PDFファイルですがこんなの発見。
タイトル
国際的な読解力を育てるためのPISA型問題開発の理論と方法
有元 秀文
となっています。
ページが見つかりません:国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
http://www.nier.go.jp/arimoto/Recent/pisatheometh/PISAtheorymethod.pdf#search=%27%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%AD%A6%E7%BF%92%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E8%AA%AD%E8%A7%A3%E5%8A%9B%E5%95%8F%E9%A1%8C%27
一部引用します。
上の正答・誤答の分部は表になっていました。
機種依存文字は修正してあります。

PISA自由記述問題の評価基準の骨格

正答:質問にきちんと答えている。
誤答:質問と関係のないことを書いている。

正答:明確に自分の意見を述べている。
誤答:文章をただ抜き出したり、書き写している。

正答:意見の根拠が文章や図表などのテキストの中にある。
誤答:根拠のはっきりしない主観や憶測で意見を述べている。

正答:根拠と意見が論理的につながっている。
誤答:意見と関係のない根拠を上げている。


1、先ず、聞かれたことにきちんと答えているかどうかである。当たり前のようだが、日本人は質問にきちんと答えるということが決して得意ではない。聞かれたことにきちんと答えて、質問に関係のないことを答えないようにする訓練が必要である。
2、自分の意見を述べているかどうかも評価基準の骨格になる。「自分の意見」だから文章から抜き書きしたりしたら0点である。
3、日本の子どもは、憶測や主観や好き嫌いなど、不確かな根拠で意見を述べることも少なくない。また教師もそのような根拠の不確かな意見を許容することが多い。これはふだんから授業中に、根拠はテキストの中になければいけないという訓練を厳しく受けてないからである。
4、意見と根拠が論理的につながってなければならない。欧米人は理由を言わないと「なぜ?」と聞かれる訓練を幼児期から受けているか らこれができるが、日本人には理由を意見とつなげる訓練が十分出来ていないから、多くの子どもにとっては容易なことではない。
根拠と意見が論理的につながるようにするためには討論による相互批判が必要である。なぜなら討論は「意見の根拠が正しいかどうか」について相互批判することが主目的だからである。

なんかチョットヤバイ感じしますね。
2番は情報処理試験では問題ないと思いますが、後は全て関係ありそう。
春試験に向けて、参考書を1冊買おうと思っていますが、
本屋さんに行って、「読解力」の本も1冊欲しくなりました。
試しにアマゾンで出ましたね。

活用力を育てる国語授業 中学校編―PISA型読解力を育成する授業実践集

活用力を育てる国語授業 中学校編―PISA型読解力を育成する授業実践集

気になります。


教えるわけではなく、自分で問題がしたいということで、
小学生向けのアマゾンで発注しました。
何事も基礎が大事。(^_^)

#追記
この調査、日本では無作為抽出の6000人が対象のようです。
選ばれた方、いい迷惑。(^_^;)
そう思った方多そうですね。
関心のある方、こちら↓どうぞ。
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http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3940.html