地域政党(その2)

誰もが予想していたことと思います。
名古屋市長選挙・愛知県知事選挙・名古屋市議会のリコール成立。
以前書いた、
2011-01-22 地域政党 - なんやかんや
の続きです。
前回の最後、

地方からの変革の流れ、しっかり見ていきたいと思います。

こう書いて終わっています。


眠くてだめです。
起きてから再度更新します。


朝ごはんも食べました。
昨日の朝日、朝刊1面トップは相撲の八百長問題でした。
これが無ければトップ記事だったかもしれませんね。
その左、見出し引用します。

名古屋市長選河村氏と愛知知事選大村氏圧勝
市議会リコール成立

河村さんの起こした風が大きくなってきました。
河村さん元民主。
大村さん元自民。
日本の誇ると書きたいところですが、
あまり誇れない、日本の大政党2つとも蹴散らしました。
党議拘束とかして、個人の自由を奪う今の政党のあり方、考え直す機会になればと思います。
河村さん、元々民主でも「色物」扱いだったようで、党首選に立候補しても推薦人20名集めることできなかったようです。
手元の3面の関連記事に書かれていました。
他の部分も記事から任用します。

「議員の個性」より「党の結束」を優先する姿勢に抵抗してきた。

岡田氏らの党議拘束重視の姿勢に対しても、

「議員は党のためにではなく、自分を選んだ有権者のために働くのだ」と反発。

その通り、共感します。
河村さんは「減税日本」という自分の党を持っています。
解散決まった名古屋市議会議員選挙で圧勝する可能性否定できませんね。
国会と違って、衆参なくて一院制
思うがままの運営できそうです。
河村さんに共鳴して党員になっている方が多いと思うのでそんなことは無いと思いますが、
河村さんが党議拘束するようなことがないよう期待します。


さて、この流れ、国政への影響確実です。
今、衆院解散となれば、候補者擁立間に合えば、小選挙区での、自民・民主以外の地域政党や、無所属、みんなの党、得票増やすでしょう。
2大政党制。
そんなキャッチフレーズを覆す結果ですね。
アメリカの民主・共和の党議拘束のゆるい、他党の出した法案でも党の大多数の意見ではなく、自分の意思で投票ができる。
そんな政党への脱皮が日本の民主・自民はできていませんね。
国債のランクが下がる事態になっても、国会で協力ができず、政党のエゴで論戦を行う。
国民に見放されるのは当然です。
どこの政党に属していようとも、出てきた法案に対し、議員さんあんたご自身はそれに対して賛成なの?反対なの?
それを表に出して、この国を動かしていくべきときが来ている気がします。
政府が頼りなければ、政党を超えた議員さんが協力して、議員立法をすることがこの国はできますね。
そういう流れであれば、河村さんや大阪の橋下さんのような、人気者で自分の意見と対立する方たちを排除していく方向性が、国政でおこっても、ブレーキをかけることも可能だと思います。
今回の名古屋の風を国政に携わる方たちが感じているのなら、
政党は議員さんの意識の開放を。
無所属以外の議員さんは、政党の言いなりになっている自分自身の解放が必要でしょう。
今の状況で衆院解散しても、そういった意識改革ができていなければ、民主・自民以外の政党が政権を担うだけで、また、今の状態と同じ状況が国政で展開されるだけですね。
国民の政治離れ益々進みます。
政府の出した法案や、議員立法に対して、党内で賛成だったり反対だったりどっちもありで、法案が可決されたり否決されたりする。
そういった成熟した民主主義が、今の日本には必要です。