先月発表があった。
第144回芥川賞受賞作。
朝吹真理子さん「きことわ」読みました。
- 作者: 朝吹真理子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: ハードカバー
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- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 雑誌
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構想をしっかり練って、万年筆で緻密に書かれた感じ。(本当はパソコン使って書いているでしょうね)
昨日書いた、西村賢太さんの「苦役列車」との2作受賞、
作者自身も作品も、ものすごく対照的で、左右(思想的な意味はまったく含んでいません)に大きくふれていてバランスが良い。
掲載した文芸春秋が売れて増刷になったのわかる気がします。
朝吹さんも文芸春秋のインタビューで読書遍歴聞かれています。
思い出しました。
芥川賞発表号の文芸春秋の受賞者インタビュー、必ず読書遍歴聞いていますね。
朝吹さん幻想怪奇とSFが混ざったようなものすごく気持ち悪いとして、
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト「インスマウスの影」
- 作者: ハワード・フィリップス・ラヴクラフト,原田雅史,森瀬繚
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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#後述
この部分だけ4月12日に書いています。
村上春樹さんもラヴクラフトお好きなようで調べていたら、私ここでコミック紹介していました。
これ↓に収録されています。
- 作者: H・P・ラヴクラフト,大西尹明
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1974/12/13
- メディア: 文庫
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この間読んだとして、
東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」
- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
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ロレンス・ダレル「アレクサンドリア・カルテット」
- 作者: ロレンス・ダレル,高松雄一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/03/17
- メディア: 単行本
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- 作者: ロレンス・ダレル,高松雄一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/05/20
- メディア: 単行本
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- 作者: ロレンス・ダレル,高松雄一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/06/20
- メディア: 単行本
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- 作者: ロレンス・ダレル,高松雄一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/07/20
- メディア: 単行本
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シオドア・スタージョン
ジャック・フィニイ
グレック・イーガン
名前出ていました。
しかし、出てきた作家さん、私全て初耳です。
「きことわ」の中で出てきた音楽。
これも全て聞いた事がないので探して見ました。
「18人の音楽家のための音楽」
たぶんこれかと?
「木片のための音楽」
リンク先、埋め込み無効になっています。Youtube で見るクリックしてご覧ください。
黄色いマットがうつったジャケットのDeutsche Grammophonのレコード
と作品中に書かれているのですが、これで良いのだろうか?
作品中に過去に車の中で聞いているシーンも出て来て、さらに現在のシーンでも出てくる。
マニュエル・ゴッチング「E2−E4」
このタイトル、チェスの盤から来ているようです。