日本は首相を支える閣僚の力量不足

結局、何時になるかわからないけど、近日中(1ヵ月後〜年明けぐらいまで時期が未確定ですが)に辞任が決まった菅さん。
海外からは、日本の首相は良く変わる。
そう思われてしまって、
「日本は首相以外の誰かと話を詰めないといけない」
と思われていそうです。
すぐ首相を退任させる国会の風潮問題あり。
そう思います。
なんで、首相が持たないのか?
私思うのですが、首相を支える閣僚の皆さんに有能な方がいないのだと思う。
首相に責任を取らせて、内閣を変えているけど、この状態が何年も続いているって事は、
結局日本の国会に仕事ができる人がいない。
それを隠すために、首相を批判する。
ここが良くないって批判しているほうは、なんか仕事できそう。
でも、その批判している人も仕事ができなくて、保身のためにやってる。
そういう人が、回りまわって、閣僚になったり、首相になる。
ローテーションかいな。^_^;
だから、政治家が育たない。
首相を育てる事ができない。
多くの国民はそこに気付いていますね。




組織の頂点に立っている人って、全部が自分ひとりで見回せる人が理想だと全く私は思わないのです。
ましてや日本国という大きな組織、全部が見渡せるわけがないし、
そういう人って独裁とか、独りよがりとか、想像してしまいます。
上手く行かなくなったとき、周りにそれを修正してくれる人がいなくなって、かなり危険だと思うのです。
だから、今この国の運営を、石原さんとか、橋下さんのような方にやって欲しい。
なんて思っている人もいるのでしょうが、*1
私はそうは思わないのです。


正直で有能なそんな信頼の置ける人を見抜いて、
そういう人達の言うことをよく聞き、納得するまで理解して実行に移す。
そんな調整力のある方に首相になってほしいと思う。
議員さんに正直で有能な方がいなければ(たぶん本当にいないのだと思う)一般人を大臣に任命する事だってできますね。


今夏の電力不足を回避するために、休日や労働時間を調整して、何とかしようという動きものすごく感じますね。
私たち日本人って自主的にそういうことを率先してやろうと自然に団結している今の感じ、とても良いと思う。
好きです。この国の人達。
それなのに政治がどうしても足を引っ張っていますね。
日本国債の格下げ、最近話題になっています。
もしそういう事態になったら、ほんと政治のせいだと思う。
確かに人のせいにするのは良くないし、そういう政治家を選挙で私たちが選んでいるから、結局私たちの責任なのです。
私たちが政治を変えるにはどうしたらいいか?
本当に悩みます。
政党の権力争い目に余ります。
いつも書いていますが、この国から政党を無くして、権力争いよりも、この国の復興を優先させて欲しい。
でも、この政党を無くすための制度を変えるのは、
そう残念ながら、選挙制度改革を議員さんたちがするのですね。
政党助成金なんて、政党にお金が入るシステム作った人達がこういった改革する可能性、残念ながら全く感じない。
菅さんが辞めれば協力するような話し出てましたが、
そんなこといってないで、政党を超えて知恵を出すときではないのかな、今は。
民主党から、内閣不信任決議案に賛成した方2名出ました。
悪い事だとは思いません。
勇気のある行動称えます。
だけど、
「こんな時に内閣不信任じゃないだろう」
って思っていた方いたはずなのに、
自民党の中から内閣不信任決議案に反対したかた出ませんでしたね。
結局この事態でも議員さんたちは政党より自分の意思表に出したかた少なかった。
とても残念です。


最後に、これだけはもう一度書いておきたい。
どっちにしても、菅さんの後、
調整力のある方に首相になってほしい。
ただ、困った事にこの後、
例えば     さん。
と議員さんの名前が誰も浮かばないのです。
でも、私が、議員さんの事を良く知らないだけで、そういう方が本当に議員さんの中にいる。
そんな微かな期待は捨てないでおこう。
そう思っています。

*1:一番そう思っているのは、自分は何もできないので命令を待っている無能な議員さんたちなのだと思います