後述

日付け変わりました。
この件に関して、河野太郎さんのその後、彼のメルマガで知る事できました。


一文引用は認められていなくて、当レポートに掲載された記事は、全文を掲載する場合に限り転載・再配布できます。との事。
新聞記事と違って、政治家のメルマガ全文というのは、少し抵抗あるのですが、
さっき河野さん首相、なんて書いているし、全文掲載しておきます。

......ごまめの歯ぎしり メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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今朝入金するはずだった党本部からの交付金の振り込みが取り消さ
れたという連絡で1日が始まる。議員会館の経常経費半年分だ。

党本部の外交部会。2+2について。アメリカ大使館の友人が、ど
ちらかというと2+2というより4−3だねといっていたのを思い
出す。(アメリカの国防長官も退任する)

ヨルダンのアラビア語新聞の取材と貸金業法改正の勉強会。

自分が正しいとは思っていても党と違う行動をとったのだから、役
職の辞表を書く。党本部に提出に行く時に、地下道で蓮舫消費者問
題担当大臣とすれ違う。「例の問題の打ち合わせをどこかでお願い
します」と言われて、いかん、消費者問題調査会長を辞表に書き漏
らした。

辞表の修正をしながら、来日中のシンガポールのゴー・チョクトン
上級相との昼食会に帝国ホテルに向かう。

昼食会のメンバーは、党三役と小坂参院幹事長、塩崎代議士と僕。
ここで辞表を手渡すわけにもいかないし。

しばらく静かにしていたが、上級相が原子力の問題を取り上げたの
で、Although today I am on probation, but 我が国の原子力業界
は腐っている、力説した。上級相、笑いながら、彼はまだ党内で少
数派かい。

遠藤筆頭副幹事長から、昨日の件で弁明を聞く機会をつくってから
処分ということになるからとの連絡をいただく。

議員会館に戻って、スタッフに、辞表を出してからみんなの党にい
くよと声をかけたら、ええっと驚いている。あれ、みんなの党の原
子力の勉強会は今日だろと言ったら、離党してみんなの党にいくの
かと思った、だって。おいおい、よせよ。

約1時間半、みんなの党の会議室で、原子力・エネルギー政策の勉
強会で講師。渡辺代表から、みんなの党の総裁ポストが空席なので
こちらでぜひ、とお誘いをいただく。

その後、学術会議から河川の基本高水の検討状況についての説明。

自民党は、前日まで50日の会期延長で与党と合意していた。だか
自民党は会期延長に反対しているわけではないという執行部の説
明はウソではない。

しかし、昨日の本会議には、50日間の会期延長の動議はない。

昨日の本会議の採決は、会期を70日間延長をするかどうかだ。

自民党は会期を50日間延長しろと訴えたが、結果として70日間
の会期延長の動議が本会議に提出され、採決となったのだから、そ
れぞれの議員がとることができる選択肢は70日間の会期延長に賛
成か、反対かだけである。反対が通れば、会期は延長されず、国会
は閉会する。

自民党執行部は50日が妥当であり70日は長すぎると主張し、私
は国会は通年でやるべきで70日は短すぎるという意見だ。

しかし、50日の延長も通年国会の開催も、そうした動議がかかっ
ていない以上、その選択はできない。主張の如何に関わらず、70
日の延長か閉会か、どちらかを選ばなくてはならなかった。

だから私は70日の会期延長に賛成した。

被災地の状況を考えれば、国会を閉会することはできない。東電に
代わって国が賠償金を仮払いする法案を自民党は提出したばかりで
ある。再生可能エネルギーの買い取り法案もある。そして特例公債
法案も待ったなしだ。二次補正もある。

だから、閉会という選択肢はない。それならば、70日という数字
にどの程度満足しているかは別として、賛成しなければならない。

私は、国会改革を訴える仲間や民自連といった超党派の仲間と一緒
に通年国会をずっと訴えてきた。

三陸陸前高田気仙沼などの被災地に足を運び、被災された方
々や町長をはじめ行政に携わる方々の声を直接、聞いてきた。

今、政局で、復興を遅らせてはならない。永田町の理屈は、いや、
屁理屈はどうでもいい。国民に、まっすぐに、政治が国民のために
全力で動いているということを理解してもらえるような行動を議員
一人一人が行っていかなければならない。

政治不信は極まっている。いや、むしろ、政治家不信だろう。

会期を70日延長したら三次補正が遅れるなどというのは永田町の
理屈だ。世の中の理屈は、三次補正が必要ならば与野党の政治家が
力を合わせてそれを全力で早くやればいい。

もし、自民党の理屈が被災された方々にもきちんと伝わるのだった
ら、なぜ、小野寺、秋葉、吉野、梶山といった被災地の代議士が本
会議を退席しなければならなかったのか。彼らが一番、つらかった
はずだ。なぜ、彼らが、自民党はこう行動したと堂々と地元で胸を
張って伝えられるような行動を、自民党はとらなかったのか。

世の中が国会議員に望んでいるのは、与党も野党もなく、力を合わ
せて国民のために一生懸命仕事をしてくれということではないか。
永田町の屁理屈で行動するのはやめよう。

このメルマガ私のところへの配信が今日の0:52分でした。


党に逆らうと、党からのお金が入らなくなるって事でしょうか?
当然かもしれませんが。
政党の公認を得るという事は、自分がどう思っていようと、党の方針に従う。
締め付けも多い。
日本の場合、そういう事なのでしょうね。
アメリカの、民主・共和みたいに、もっと議員さんを自由にできないものでしょうかね。