節電オフィス

昨日の朝日・朝刊1面のカラー写真1枚だけでした。
その写真がとっても象徴的。
中央区の証券会社が天井の蛍光灯全く点けずに、手元のしかも節電のためLEDの卓上スタンドでお仕事している写真でした。
「ここまでやるんだ」
これ私の素直な感想。
取材を受けた証券会社も、
「うちはここまでやってます」
って宣伝になるし。
これを見た会社も、
「うちもやるか」
ってことになるかもしれません。
経費はどこの会社も削減したいでしょうから、経営者にとっても悪い話じゃない。
社員も協力的でしょう。
私も、日の当たる窓側の席で昼間から照明点けなくても良いと思っています。
この状態になる前から、基本的に自分の部屋では昼間の照明は点けていません。


だいぶ前、何かで読んで納得したのですが、
「暗いところで生活していると目が悪くなる」
なんとなくそんな感じしますが。
そうしたら、電気のない時代は、たき火とか、行灯とかで夜は生活したわけだし、
本当かどうか確認したわけではないですが、蛍の光で勉強したなんて偉人さんも確かいましたね。
目の悪い人、統計調べようがないですが、縄文時代より今の方が多いのではないか?
そんな気がします。
モチロン縄文時代の人が夜読書はしていないでしょうけどね。
節電は悪い事ではないし、
製造部門に電気はまわしたい気持ちがあります。
工場は確かにオフィスより電気沢山使うのかもしれませんが、
「節電工夫して、なんとか必要な生産量は確保して欲しい」
そう思います。
日本から、工場が海外に出るって事は、雇用も減るし、当然納税も減る、
産業の空洞化は避けたいです。


ただ心配なのが、右へならえの国民性。
大丈夫な人は節電協力するのは良いです。
ただ一律に皆に協力を強制していないか心配です。
そういった意味で、昨日の朝日の写真。
チョット過激だったような気がします。
1面は目立ちすぎのような気もしてきました。
この写真、朝日としては、センセーショナルな部分狙ったのかもしれませんが、1面ではなく社会面でも良かったのでは?
そんな感覚も持ちました。


この写真どこまで影響を今後もたらすか?
全く無いのかもしれませんが。
廊下側とか、あまりに暗いところで仕事を続ける事で、ストレスになる方もいますね。
そういう方が、それを言い出せなくて、我慢している事。
そんなことがおきませんように!
そういう場合は、照明点けましょうよ。
これから先もきっとこの状態すぐには解消しないでしょう。
私も地震前の電気の使い方無駄多かったと思う。
だから、ものすごく我慢しなくても済む、
「いい案配」
見つけることが今は大事だと思います。
全国の社長さん、
これは辛い。
って思った社員が、声をあげられる環境は確保してください。