巨人の契約金問題

古い話ですが、
15日の朝日・朝刊1面トップ。

巨人、6選手に高額契約金

の見出し。
よく16日も15日ほどの記事の大きさではないにせよ、やはり1面トップで。

巨人入団前に現金

の見出し。
17日には社説でも取り上げていました。
まず、15日の記事引用します。
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201203140797.html
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201203140797.html

巨人、6選手に契約金36億円 球界申し合わせ超過6選手の契約金額


 プロ野球読売巨人軍が、球界で申し合わせた新人契約金の最高標準額(1億円プラス出来高払い5千万円)を超える契約を多数の選手と結んでいたことが、複数の関係者証言と朝日新聞が入手した内部資料から明らかになった。14日現在で確認できたのは、1997〜2004年度に6選手と結んだ計36億円の契約で、このうち計27億円が最高標準額を超過する内容だった。

 読売巨人軍朝日新聞の取材に対し、「個別の選手の契約は申し上げられない。標準額は07年までは上限ではなく、超えても構わないというのがプロ野球全体の理解のはず。ルール違反ではない」と話している。

 超過額の契約が判明したのは、高橋由伸上原浩治(現大リーグ)、二岡智宏(現日本ハム)、阿部慎之助内海哲也野間口貴彦の6選手。

 プロ野球では93年のドラフトから、社会人と大学の選手が入団する球団を選べる逆指名制度を導入。これに伴い、球団間の争奪戦で契約金が高騰するのを避けるため、新人選手の契約金の最高標準額を1億円と12球団で申し合わせた(翌年から1億円プラス出来高払い5千万円)。

 巨人軍の複数の内部資料や関係者証言によると、97〜00年のドラフトの逆指名制度と、01〜04年の自由獲得枠で入団した選手のうち6選手について、最高標準額を超過する契約金額となっていた。

 最も高額なのは、阿部選手(00年ドラフトで入団)の10億円。野間口選手(04年)は7億円、高橋選手(97年)は6億5千万円、上原選手(98年)、二岡選手(同年)は各5億円、内海選手(03年)は2億5千万円となっている。このほか、上原選手には退団時の功労金1億2千万円、二岡選手には退団時の功労金7千万円と別の出来高払い3千万円も支払う契約となっていた。

 6選手の契約では、1億5千万円を超過する金額について、複数年にまたがって分割払いするとし、各年の出来高条件の一部をクリアした場合に支払われるとされていた。複数の巨人軍関係者によると、巨人軍にとってこの出来高払いは税務上、契約金の分割払いとみなされ、通常の出来高払いとは違う会計処理をしていた。各選手も税務申告する際、契約金の一部であることを明らかにしていた。国税当局も税務調査などでこうした内容を把握しているという。

 最高標準額を超過した契約金をめぐっては、横浜(現DeNA)が、04年に自由獲得枠で入団した那須野巧選手に5億3千万円の契約金を支払っていたことが07年に発覚。西武も同年、選手15人に対し最高標準額を上回り、計11億9千万円(超過額)を支払っていたと公表した。プロ野球を統括する日本野球機構は、これらの行為について厳重注意処分とした。今回判明した巨人軍の契約の中には、これらと同時期に結ばれていたものもある。

     ◇

 〈契約金の最高標準額〉 新人選手の契約金についてのプロ12球団の申し合わせ事項。球界の憲法にあたる野球協約では触れられず、超過に対する罰則はなかった。ただ、07年に西武と横浜で最高標準額を超える契約が発覚した際、当時の根来泰周コミッショナー代行は両球団を厳重注意とし、「申し合わせに反するとして制裁を科すことは適当でないが、野球協約第194条にいう『野球を不朽の国技とし、利益ある産業とする目的』に抵触する疑いがある」と西武に通知している。逆指名制度は01年から自由獲得枠、05年から希望入団枠と名称を変え、07年に廃止された。07年10月、12球団は契約金の上限を1億円と出来高払い5千万円で合意し、破った場合は制裁を加えることを決めた。

この記事最初に見て思ったのは、
朝日新聞が1面トップで報じるような内容かどうか。
ということです。
スポーツ面や社会面ならわかるのですが、
ライバル紙の経営する球団とはいえ、1面トップはやりすぎでしょう。
こんな書きかたすると巨人ファンみたいですが、
個人的なことを書きますと、セパ12球団あって、最近が交流戦もあって総当りになりますね。
どんな球団との組み合わせだったとしても、絶対相手チームを応援してしまう球団が巨人です。
沢山書きたければ、週刊朝日とか、アエラとかで書いて欲しかった。
それが素直な気持ちです。
後気になったのが、

朝日新聞が入手した内部資料から明らかになった。

の部分。
内部資料といえば、
昨日「運命の人」最終回見てました。
元々私がここにも何度も書いていた内容です。

巨人の内部文書出した方、毎日や産経にも出したのだろうか?
もし故意に出したのなら、最初から朝日に狙い定めていたのでは、
なんて思ってしまいます。
勿論朝日の記者さんの地道な取材活動で、内部資料入手も考えられますが。
最近気になるのが、検察のフロッピー改ざんも地方紙で記者していて、朝日に途中入社された方のスクープだし。
自分が購読しているので、朝日だけではなく他社もそうなのかも知れませんが、朝日、地方紙・中央紙・スポーツ紙7・通信社からの転職組みが結構活躍している感じ受けます。
社員待遇、相当いいと思うので、生え抜きの社員さんより、転職組みのほうが厳しい環境上がりで仕事ができそう。
転職組みが伸び伸び仕事が出来るのも、朝日の良さのだと思います。


話を戻して、
巨人の清武さん頭に浮かびましたが、
ご本人否定しています。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120318/bbl12031822190015-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120318/bbl12031822190015-n1.htm

【契約金超過問題】
清武氏が資料流出への関与否定「金庫を見たことも触ったこともない」
2012.3.18 22:19 [巨人]

清武英利
 巨人が一部選手と契約金の最高標準額を超える契約を結んでいたとされる問題で、巨人前球団代表の清武英利氏(61)は18日、東京都内で産経新聞の取材に応じ、「僕がとやかく言うことではない」とした上で、内部資料が流出したとみられることについては「(契約書類を)管理しているのは経理部長であって、場所がどこにあるのかも知らない」と自身の関与を否定した。

 巨人の桃井社長は15日に報道陣の取材対応をした際、選手に関する契約書類は球団の経理部長の金庫で厳重に保管されていると説明。その上で「アクセスできるのは経理部長以外に球団社長と球団代表というのが実態。それが外に出ているということは、何らかの違反が行われたんじゃないかと疑いを持たざるを得ない」と内部文書の流出について言及した。

 2004年8月から昨年11月の約7年間にわたって球団代表を務めていた清武氏は「(金庫を)見たこともないし、触ったこともない」と話した。

 今回の問題をめぐっては、朝日新聞が15日付1面で「巨人、6選手に契約金36億円」とする記事を掲載。これに対し、巨人側は「極めて不公正」だとして抗議文を同社に送付し、誠意ある回答がなければ法的措置も辞さない構えを見せるなど、異例の展開を見せている。

 清武氏と巨人は、コーチ人事をめぐる一連の騒動で互いに損害賠償などを求め、東京地裁で係争している。

これに対して、巨人の反論も出ています。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120319/bbl12031900410001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120319/bbl12031900410001-n1.htm

【契約金超過問題】
巨人が反論 「清武氏発言は真っ赤なウソ」
2012.3.19 00:41 [巨人]

清武英利
 プロ野球巨人の球団代表を解任された清武英利氏(61)が、巨人の契約金超過問題をめぐる内部資料流出への関与を否定した共同通信のインタビュー記事について、巨人は18日、「発言内容には明らかなウソがある」などとする反論文を報道各社に送った。

 反論文によると、巨人では球団代表が選手との契約交渉、調印など一切を直接担当。代表は契約書類に押印した上で経理部長に渡し、経理部長が金庫に保管するとしている。

 その上で、清武氏が共同通信のインタビューに「(過去の契約についての)資料は回ってこない」という発言していることに触れ、「真っ赤なウソである」と批判している。

 「毎年、契約更改の時になると、代表は各選手との交渉に臨むため、過去の契約書類等の写しを経理部長から取り寄せたり、出来高払いの支払い状況を報告させたりして、交渉に必要な事項を確認する」とも記しており、清武氏が代表に就任した2004年以前の契約についても知る立場にあったことも強調している。


読売新聞からも引用しますね。
その前に一言、
新聞記事の比較、
読売・日経・朝日なら、
「あらたにす」
アクセスすると、一目瞭然。
とっても重宝してました。
開始の時は派手なような気がしたのですが、
各社のデジタル化戦略があったのでしょうね、先月末でひっそりと終わっていました。

日経・朝日・読売よみくらべサイトあらたにすは2012年2月末日を持って配信を停止致しました。 長らくのご愛読、誠にありがとうございました。

残念です。
引用です。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20120315-OYT1T00093.htm
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20120315-OYT1T00093.htm

巨人、契約金で朝日に反論…97〜04年6選手



 読売巨人軍は14日、朝日新聞社から選手の契約金などに関する取材を受けたことに対し、反論の文書を作り、同日公表した。



 朝日の取材は、1997年から2004年に入団した6人の選手の契約金が、プロ野球界で申し合わせた最高標準額を逸脱している、などとするものだった。

 これに対し巨人軍は「最高標準額は上限ではなく緩やかな目安であり、78年から07年まで30年近くそのように認識され、用いられてきた」と説明。さらに01年6月18日にはプロ野球実行委員会が「(最高標準額は)標準額であり、上限ではない。プロである限り、新人選手といえども、優秀とだれもが評価する選手には、その評価に見合った契約金、年俸が提示されていい、というのが12球団の一致した考えである」との合意を文書にまとめたことを朝日に伝えた。

 この時の文書はまた、公正取引委員会が「契約金に上限を設け、制約しても社会的影響は少ないとの意見があるかもしれないが、それは12球団がカルテルを組み、入り口を閉めたことになり、認められない」との考えを示したことを紹介。そのうえで「独禁法に触れる恐れがある限り、上限を設けない方がいい、というのが当時の判断だった。その判断はいまもって変わってはいない」と記していた。

 プロ野球界では07年になって新人選手の契約金に上限を設けることが議論され、同年11月、契約金額は1億円、出来高払いは契約金の50%を上限とすることが決まった。

 朝日が問題にした6選手は、いずれも緩やかな目安だった時期の入団であることから、巨人軍では「球界のルールに反しておらず、税務申告も適正に行っており、社会的に非難されるものではない」としている。

 日本野球機構の顧問弁護士の安西愈まさる弁護士は「契約金の最高標準額については、上限を定めると独禁法カルテルの問題が出てくるので、あくまでも目安であって、厳格な規定ではなかった。10年以上前に入団した選手のことを、なぜ今、問題にするのか全く理解できない」と話した。

 当時の実行委員で、元日本ハム球団社長の小嶋武士氏は「01年6月の実行委員会で、最高標準額1億円についてはあくまでも標準額であって上限額ではないことを申し合わせたことは間違いない。上限にすると独占禁止法に抵触する恐れがあるという理解だった。1億円は一つの目安であるというのが、実行委員会の当時の考え方だった」と説明している。

 広島東洋カープ常務取締役球団本部本部長兼連盟担当の鈴木清明氏は「最高標準額の1億円はあくまでも目安ということ。07年の制度改革以降、これを超える理由がある場合には、申請をする仕組みになった」と話している。

 実行委が合意文書をまとめた01年当時の実行委員の一人は「あの頃、最高標準額はあったが、いくつかの球団では、1億円の契約金とは別に功労金などの名目で選手に金銭を支払っていたように聞いている。しかし、04年に大学生に栄養費名目で金銭を支払っていた問題が発覚したことを受け、球界全体で刷新を図った。そして今、球界挙げて震災復興を支援しようとしているなかで、十数年前のことを蒸し返すのはいかがなものか」と疑問を呈した。

(2012年3月15日01時38分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120315-OYT1T00592.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120315-OYT1T00592.htm

巨人、朝日に抗議文…「球界申し合わせ」曲解
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 15日の朝日新聞朝刊に掲載された読売巨人軍の選手の契約金などに関する記事について、読売巨人軍は同日、桃井恒和社長名で「読者やファンに重大な誤解を与え、選手のプライバシーと球団の名誉に極めて深刻な影響を及ぼす」として、朝日新聞社の秋山耿太郎社長宛てに、選手や球団への謝罪と紙面への謝罪文掲載を求める抗議書を出した。



 朝日は「巨人、6選手に契約金36億円」「球界申し合わせ超過」などの見出しで、1997〜2004年度にかけ、巨人軍が6人の新人選手と、プロ野球の球団が申し合わせた契約金などの最高標準額(計1億5000万円)を超えた契約を結んでいた、と報じた。

 抗議書によると、読売巨人軍は掲載前日の14日、朝日記者の取材を受け、最高標準額について、2001年6月、日本野球機構実行委員会が「上限額ではない」とする合意を採択していたことを説明。さらに、記者にこの内容を記した文書も渡した。

 この文書には、上限額の設定が独占禁止法に抵触する恐れがあるという、1994年に公正取引委員会が示した見解も記されていた。

 それにもかかわらず、朝日の記事は、最高標準額が1億5000万円であることだけを強調していた。これに対し、巨人軍は「申し合わせを正しく理解すれば、このような記事には成りえない」と抗議。「一般読者の読み方を基準にすれば、当球団の契約には極めて問題が多く、社会的な批判を受けるのがあたかも当然であるかのように誤導するものであり、選手や球団の名誉を著しくおとしめるもの」とした。

 また、6選手の契約内容を詳細に報じた点についても、「選手にとっては外部には知られたくない高度にプライバシーに関わる事柄であるだけでなく、当球団や他球団にとどまらず、プロスポーツを運営する企業にとっては極めて重要な営業上の秘密であり、これを記事にすることはプライバシーや営業秘密をも著しく侵害する」とした。

(2012年3月15日13時32分 読売新聞)

タブン企業の内部告発者、読売購読者ではないのですが、
普段読売もかばう姿勢だと思うのです。
こんな記事も。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120316-OYT1T00057.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120316-OYT1T00057.htm

契約金報道、球団資料流出の可能性…巨人軍説明


 朝日新聞が、読売巨人軍と一部の選手の間で「球界申し合わせを超過した新人契約金で契約が結ばれていた」などと報じた問題で、巨人軍の桃井恒和社長は15日夜、東京・大手町の球団事務所で報道陣を前に、朝日新聞への抗議について説明した。
その中で、球団内から契約書など重要資料が流出した可能性が高いと話し、警察にも相談していることを明かした。

 桃井社長によると、選手との契約書類は普段、球団経理部長の金庫に厳重に保管され、開けられるのは経理部長のほか、球団社長と球団代表だけだという。桃井社長は「それが外に出ているというのは、何らかの違反行為が行われたとの疑いを持たざるを得ない」と語った。

 一方、桃井社長は、巨人軍が2004年頃、現役選手1人に入団契約前、数回にわたって合計200万円余りを支払っていたことを明らかにした。この件については、朝日新聞から事実関係をただす取材を受けたという。

 04年当時は大学生選手に対する契約前の現金支給が問題になっていたが、桃井社長は「当時、選手は社会人チームに所属しており、(プロ球団からの金品授受を禁じた)日本学生野球憲章には違反していないので、公表を控えていた」と説明した。

 これに先立つ15日昼過ぎ、巨人軍は、朝日新聞の同日朝刊に「巨人、6選手に契約金36億円」「球界申し合わせ超過」などの見出しで掲載された記事について、朝日新聞社の秋山耿太郎社長宛てに抗議書を出した。

 抗議書は桃井社長名で「読者やファンに重大な誤解を与え、選手のプライバシーと球団の名誉に極めて深刻な影響を及ぼす」として、選手や球団への謝罪と紙面への謝罪文掲載を求めている。

 朝日は1997〜2004年度にかけ、巨人軍が6人の新人選手と、プロ野球の球団が申し合わせた契約金などの最高標準額(計1億5000万円)を超えた契約を結んでいた、と報じた。

 しかし当時、日本野球機構実行委員会は最高標準額について「上限額ではない」とする合意を採択していた。また公正取引委員会は94年、上限額の設定は独占禁止法に抵触する恐れがある、とする見解を示していた。

(2012年3月16日07時11分 読売新聞)

先に朝日の記事読んでしまったこと問題ありますが、
巨人のお金の使い方おかしいと思うし、
それがプロ野球の常識なら、それは修正されるべきだと私は思います。
もし、内部告発であったのであれば、告発者は守られるべきだと思います。
朝日が、転職を条件に内部資料を入手していない事望みます。
でも、読売で干されていたから、受け入れた。
というのはありだと思いますが、その辺の深い事情は当人たちにしかわかりませんね。
不正告発に内部告発は必要だと思います。
マスコミ内でも、古くはNHKの従軍慰安婦問題の報道で、結局内部告発した方大学教授で転職されています。
以前に書いていますね。
2010-10-04 NHK鉄の沈黙はだれのために - なんやかんや
最近も、オリンパスの事件ありました。
不正を告発する勇気を私は買いたい。
勇気を持った告発者がバカを見る社会ってどうなんだろう?
子供の教育には絶対に良くないと思います。
「勝つためには何をやってもかまわない」
「ルールも守らなかったり、変更してしまう」
と思えるような姿勢もね。


この件火元の朝日、今日の新聞では記事見かけませんでした。
読売も記事ではどうかわかりませんが、ネット上では今日も出ています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120319-OYT1T00620.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120319-OYT1T00620.htm

「清武氏発言は虚偽」巨人、共同と産経に抗議


 読売巨人軍は19日、元球団代表の清武英利氏のインタビュー記事を配信、掲載した共同通信社産経新聞社に対して、「清武氏の発言内容は、明らかに事実に反しているにもかかわらず、巨人軍に確認取材を一切せず、虚偽をそのまま配信、掲載した」として抗議するとともに、配信、掲載の経緯について説明を求める抗議書を出した。

 配信、掲載したのは、いずれも18日午後10時過ぎ。共同通信は、「僕は編成本部を仕切っていたわけだから、(過去の契約についての)資料は回ってこない」などと清武氏が発言したとの記事を配信。産経新聞も、清武氏が「(契約書類を)管理しているのは経理部長であって、場所がどこにあるのかも知らない」などと発言した記事をニュースサイト「MSN産経ニュース」に掲載した。

 巨人軍は抗議書で、〈1〉選手との契約書類に調印するのは球団代表である〈2〉選手との契約更改の際、球団代表は過去の契約書類の写しを経理部長から取り寄せたり、出来高払いの支払い状況などを報告させたりする――などと指摘。

 さらに、「球団代表自ら選手との契約交渉を行っていることは周知の事実であり、日頃の取材でこうした事実を認識していたはずだ」と述べた上で、「清武氏の発言内容は明らかに虚偽であるにもかかわらず、巨人軍に対する取材を行わず、一方的に報じたことは不公正な取材・報道といわざるを得ない」としている。

(2012年3月19日14時39分 読売新聞)

読売、共同・産経にも講義しています。
読売(巨人)は自らの行為を正当化しようとしているのでしょうか?
でもね、やっぱりこの問題、不正は問題あるとしても、たかが巨人軍。
今のこの状況で、報道各社が、時間を割いて取材するのはもっと他の事なのではないだろうか?
そんな気がします。
真実を伝える事は大切です、妥協したとして、
報道するなら、スポーツ面又は社会面。
やっぱり1面トップで報道したのでは、たかが巨人という姿勢が感じられなくて、
アンチ巨人の私としては不満です。


何日かどう書こうか考えてこんなふうになってしまいました。
巨人ファンの皆さん申しわけありません。
私の友人にも巨人ファン沢山います。
私は、巨人ファンまで嫌いになるわけにはいかない。
これは本音です。