情報処理試験今日の一言(公開鍵暗号方式その1)

今回量多いので1日全部使います


公開鍵暗号方式をn人で使う場合の必要な鍵の数は?
  2n
これ正解になりますね。
暗記している方も多いことと思います。
私みたいに暗記苦手な人は、
理屈を理解しないといけません。


公開鍵暗号方式の場合、公開する鍵と、秘密にする鍵が、
別の鍵になりますね、
ですから公開用と、秘密用でペアで一組、
要するに2本必要になるわけです。


ただ大事なことは、100人相手がいようが、
200人相手がいようが、公開鍵は1種類でよいわけです。
秘密鍵を自分で持っているわけですから、
自分の公開鍵で暗号化(認証の場合は複号になりますね)されたものは自分の秘密鍵で複号(認証の場合は暗号化ですね)
できるわけです。
ですからどれだけたくさんの人数とやり取りがあっても、
鍵は2つで良いわけです。


それは相手にとってもいえる事で、
やっぱりどれだけたくさんの人数とやり取りがあっても、
鍵は2つで良いわけです。
公開鍵は理論的には自由に手に入るわけで、
この集合は開かれています。
誰でも参加できます。


秘密鍵暗号方式は閉ざされた集合になります。
そのうちこのことも書きますね。


ということは、
1人で公開鍵と、秘密鍵の2つ
2人で自分の2つと、相手の2つで4つ
3人になろうが、4人になろうが、1人2ついるわけですから、
   人数×2
必要になるわけです、
ですから  2n 
これで暗記しなくてすみますね。