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今月発売された綿矢さんの文藝賞受賞作

インストール (河出文庫)

インストール (河出文庫)

の文庫に新作入っているそうです。
今日の朝日新聞夕刊に出てました。


この会社は「サラダ記念日」の版元でもあります。
大手ではありませんが、良い本出しています。


三田さんは受賞していませんが、河出の文藝賞も、
話題作最近多いですね。
以前は田中知事も「なんとなくクリスタル」
で作家デビューのきっかけつかんでます。
第一回の受賞作は、
高橋和巳「悲の器」
悲の器―高橋和巳コレクション〈1〉 (河出文庫)
でした。


三田さん初期は全共闘時代のことをテーマに、
書いたものが多かったのですが、
時代物も含めて多方面に渡って、執筆されています。
宗教や科学についてわかり易く書いた、
三田さんの本気に入っています。
「青春のアーガマ
という本で、エントロピーの法則良くわかりましたし。
維摩文殊の話など印象に残っています。
簡単に言うと、


「真実はとても言葉で表すことは出来ない、
だから維摩は真実を伝えるため沈黙してしまう。
真実はその通りであるのだが、
黙っていたのでは、誰にも理解できない、
文殊がその辺の所を説明するわけです。」


三田さんは文殊を目標にされているみたいです。
現在早稲田文学客員教授に復帰されています。
過去に教わった方いらっしゃるんでしょうね。
この講義を元に本も出版されています。


こんな感じの本も書いているわけです。
全部わかりやすかったです。
アインシュタインの謎を解く―誰もがわかる相対性理論
般若心経の謎を解く―誰もがわかる仏教入門

聖書の謎を解く―誰もがわかる福音書入門

聖書の謎を解く―誰もがわかる福音書入門

最後の写真のない聖書の本で、
エヴァンゲリオン
シトが使途から来てる言葉で、
聖書に登場してくる中から名前付けられてたり、
死海文書とか、奥が深いこと知りました。


残念ながら三田さんは、赤頭巾の薫君より年上になります。
1669年で18の設定になりますので、
村上龍さんが1952年この年17なので年は近くなります。


年齢調べていてすごいことに気付いてしまいました。
三田誠広さん1948年6月
村上春樹さん1949年1月
桐山 襲さん1949年7月
なのですが、三田さん高校4年行ってまして、
村上春樹さん1浪みたいです。
桐山さん現役みたいなので、
3人とも早稲田文学部の同級生ってことになるかもしれません。
(三田だけど慶応じゃなかったりして)
桐山さんは哲学科ですが、
三田さんと村上さんは同じ演劇科みたいです。
学生の頃から皆さん知り合いだったのでしょうかね?
早稲田も人数多いからそうもいかないのかな?