そんなにデフレが悪いのか。

デフレ、今回の不景気の原因としている方たくさんいますね。
確かにそうかもしれません、
物価下がります、
企業間の値引き競争激しくなります。
無駄を省いて、コスト下げなくてはなりません。
どこの会社でもおそらく、人件費はコストの多くを占めているはずです。
親と思って尽くして来た会社が、
アレレ私たちに襲い掛かってきます。
「社員は家族」そんなこと言ってられません。
一般的には、仕事できなくて、高給取りのお父さんリストラされるイメージですね。
おそらく賢い会社は、希望退職募らないでしょう、
有能な人が辞めてしまうからです。
ましてその後ライバル会社で売り上げあげられた日には、
たまったもんではありません。
でもそういう会社は、待遇悪いので、
結局辞めてしまいそうな気がします。


それでも希望退職募る所、本当にやばいのではないでしょうか?
あまりに辞めて欲しい人が多すぎて、ってことになりませんかね?
希望退職ということにして無理やり辞めさせられた人も多そうですね。
結局皆さんお財布の紐が固くなって、
無理して値下げしたのにもかかわらず、消費は停滞し、
益々不景気になります。


デフレが良くない確かに一理あります。
最近デフレの終焉みたいな様子になっています。
以前は不況業種というのがはっきりありましたが、
企業は、あの手この手で人まで犠牲にして、
最近は同業種内で、勝ち負け出て来ていますね。
これって経営者の出来不出来の差ってことでしょう。
体質改善された企業がしっかり利益を上げだしたわけです。
デフレ無かったら銀行なんか、ボロボロですよ。
国を挙げて銀行応援してた様な気さえしますね。
今後の日本のことを考えたらデフレよかったと思いませんか。
もっと身近な所に話を移しましょう。


400円の牛丼280円になりました。
アメリカ牛肉の輸入禁止で、結局大変なことになってしまいましたが、
やれば、出来るわけです。
あの業界の企業努力頭下がります。
パソコン関係もすごいですよね、
安くてよい品、出し過ぎ、
買って3月で損した気分にさせてくれます。
大画面TVもすごいことになってますね。
マクドナルドみたいに先端を切っていたのに、
気付いたらやりすぎて自分の首絞めてた、ってのもありました。
最近適正利益とは何ぞや?って思います。
デフレの間に消費者も賢くなりましたね、
安くて良いものたくさんあります。
首都圏中心に展開している99ショップなんか、
コンビニの隣に強気に出して、
コンビに凌駕している場所もあります。
ただ品揃えはおしゃれじゃないですけどね、
名より実を取る感じなのは否めません。
デフレの良いとこ、貨幣価値が安定していることではないでしょうか?
年金とか、失業保険とか国が苦しくて減らされていますが、
今もっている財産で生活をしている人にとっては、
貨幣価値が安定していることが一番です。


私、インフレの方がやばい気がします。
所得10%上がりました、物価15%上がりました。
これ手持ちの財産減るわけですから、
今もっている財産で生活をしている人にとっては、
(これって、お年寄りが多いと思うのです)
大変なことです。
ここまでいくとほとんど全ての人がお金を、
別の価値に変えること考えるようになってしまって、
最悪のシナリオってやつかもしれません。
日本国の信用が無いって次元かもしれませんね。
これから日本は老人社会です。
団塊の世代は、そうなったら大変です。
給料良くなったら、リストラされて、
老後のたくわえ、物価が上がって目減りした。
これってたまったもんじゃないですよね。


そうなると、通貨の価値、下がった方がいい業種ありそうですね。
私、反論覚悟して書きますと、
保険業界そうだと思います。
老後の1000万のために、
20年積み立てて、
受け取った1000万が、20年前の
1000万の10分の1の物しか買えなかったら、
これはインフレ万々歳、払い得ですね。
実際高度成長期の日本ってそんな感じだったような気がするのですが、
いかがなものでしょう。
あと借金の多い人・企業、これも良いかもしれません。
その中に国債で苦しむわれらが日本国も含まれてますね。
国民が苦しむくらいのインフレ、
これ一番の解決法かもしてません。
インフレを伴わない企業業績の回復と、個人消費の拡大。
こんな上手いこといかないものでしょうか。
ただ国の政策として、インフレ推進して、
国債解消しようってのだけは、ご勘弁ください。