究極の選択

関西にいたときに取引先の美容室の先生に言われました。
「○○さんは、○○トニック(私がいた会社が作っていた、育毛・養毛効果を表示した薬用トニックの名前が入ります)使ってるの」
イヤーこれには参りました。
Yes・もNoも答えようが無い質問だからです。
この先生とは、今でも年賀状で近況報告など行っていて、
決して意地悪で聞くような人ではなく、素直に聞かれたのでした。
ただ私が返事に困ることまで考えては無かったでしょう。


そのときの私の答えです。
「先生、それは聞いちゃいけませんよ。
私答えようがないです、
使ってないって言えば、愛社精神ないみたいだし、
使っているっていえば、うちのトニック効果無いみたいじゃないですか」
(そうです、その当時もう私薄かったです。)
「正直に答えますが、使ってます。でも効果あるかないかは、私にもわかりません。
もし使っていなかったらもっとハゲていたかも知れません。
もし私が2人いたら比較できますが、1人しかいないので比較できません。」
(当時は関西弁でしゃべってましたが、上手く文書で再現できていません。)


その美容室では、トニック以外の商品説明を、お客さんにすることありましたが、
トニックだけは、説明しませんでした。
(私が説明しても説得力無いですもんね)
先生やスタッフがトニックの説明している時に居合わせたときは、
売り上げの邪魔にならないように、関係ないふりをしていました。