1500万が安い?

私は仕事好きです。
「遊んで暮らしていけたら良いな」とも思いますが、
それって毎日楽しいのだろうか???
飽きてしまいそうな気がします。
仕事して、遊ぶから楽しいのではないでしょうか?
私が遊び方を知らないから、そんなことを言っているのかも知れませんね。


こんなことを書いているのも、
私が仕事を手伝っている不動産屋に、
最近年金暮らしの高齢者の方が部屋を借りに来たり、
生活保護を受けている方が部屋を借りに来たりしたためです。
そうかと思えば、
「息子夫婦と2世帯で住むので」
と言うことで、年配の女性の方が2世帯住める広い一軒家買いに来たりで、
不動産屋と言うのは、お金の無い人も、
普通の人には考えられないようなお金持(たとえば大家さん)も出入りします。
老人と言われるようになったとき、
どんな暮らしが良いのか考えてしまいます。
ベストは、毎月の生活に足りる収入と、何かあっても大丈夫な貯蓄を持つことですね。
ワーストは、貯蓄も貯金も無くて生活保護でしょうか?
実は違うようです。
先日「年金きちんともらっても、生活保護より収入が少ない」
とこぼしている人に会いました。
これは大変ですね。


では貯金1億で年金収入のみと、
貯金1千万で年金+収入ありだったら、
どっちが良いのでしょうか?
後者の方が良さそうな気が私はしてしまいます。
(そうだ、この年金の前提も危ないとこあるのでしたね)
1億手にしたことありませんが、
1億で何年生活できるのでしょうね?
自分の寿命がわかっていれば良いのですが、
「それを使い切ったら死ななくちゃ」ってのも悲しい感じしませんか。
インフレ起きたら寿命も縮むのでしょうか?
そうも行かないでしょう。
老人が、お金使わずに持っていたい気持ちわかりますね。
一般人で死ぬ時に貯金1億ってのもなんか悲しい感じしますね。
死ぬ時に病院代と葬式代を、計算したようにキッチリ残して死ぬってかなり難しそうです。


今日はなんていう話になってしまったのでしょうね。
別に今落ち込んでいるわけではないです。
年をとって色々な状況の人を見ていると、
「しっかり生きないとね」って思っているわけです。


今日の会話です。
「品川区で、3部屋あって1500万切るって言うのは、築は古いですけど安いは、安いですよ、京急沿線ですけど駅から徒歩10分以内ですし」
「そうだよね、安いよね、見に行ってみますか」
確かに安いんですけど、1500万を安いって言い切ってしまう感覚は、
われに帰ると恐ろしいものがあります。
この話中古マンションです。


それから誤解のないように一言。
別に私、口八丁・手八丁で売るようなことしていませんよ、
お客さんの希望をきちんと聞いて、
それに近い物件を業者間流通のホームページで検索して紹介しているだけです。
歩合制で働いているわけでもありません。
ですから、ペット可で風呂付の5万円程度の賃貸物件なんてのも探します。
(地方の方にはピンと来ないかもしれませんが、たとえばJR川崎駅近くだと駐車場で3万する場所あります。2万5千だと安いです)  


最初はパソコンいじっているだけでしたが、
業種違いとはいえ営業上がりですので、
何でも屋さんになってしまいました。
それが悲しいわけじゃないですよ、
出来ることならやりましょうって感じです。
去年ぐらいから、私の収入に占める不動産部門の割合半分以上になっています。
この収入減らさずに、不動産部門の収入が全体の30%ぐらいになると、
私の脱サラも成功といえるでしょう。