滋賀県知事選挙

今日は中田さんのニュース多かったですね。
私が気にしているから余計多く感じたのかも知れません。


滋賀県知事 嘉田 由紀子さん当選されました。
現職の国松さん自民・公明に野党の民主党の推薦まで受けて落選しています。
しかも票差もそれなりにあって接戦とは言いがたい差が付いています。
嘉田さん社民党の支持はあったようですが環境団体を中心とした草の根選挙で当選しています。
2005-08-15 にも書いているように2大政党制賛成できない私としては、
こういう風が吹くことは大変好ましく思います。
民主党も風を読めずに自民党に相乗りして大失敗でした。
恐らく現職の圧倒的有利と思われる選挙だったのでしょう。
国会では無所属と、少数政党は活動しにくいでしょうが、
県知事というのはそこからいくと1匹狼でも頂点に1度の選挙で立てるところは良いですね。
議会がオール野党になってしまうと色々と大変でしょうが、
長野の田中さんと違って、嘉田さんそんなに有名人であったわけでもないので、
滋賀県民の意識を議会も汲んで欲しいものです。
新幹線の栗東駅(こんな所駅作って、競馬・馬の調教見学ツアーでもするのでしょうか)
の利権は諦めたり、
大阪の住民が頼りにしている淀川水系の基、
琵琶湖の環境改善に議会も知事さんと協力して欲しいものです。


政党は本当に民意を反映しているのか?
政党に所属する政治家は、
党を向いて仕事をするのか?
それとも、
民を向いて仕事をするのか?
本当に民を向いてしまうと政党に所属するのは難しいと思います。
もし、民でも・政党でもなく、自分の思う方向があった場合、
本当は何処の政党にも所属できないと思います。
(小泉さん前から自己主張あったようですが、
総理大臣になってそういう事を実現させた政治家なのだと思います。
その小泉さんの自己主張は私にとっては好ましいものではありませんでした)


本当は議員さんたちも、政党に所属せずに、
国会審議は長引くでしょうが、
政策ごとに、集まりを作って国会で論戦をはって、
法案を作っていけたらいいな、
そんなふうに私は常々思っています。
イラク自衛隊派遣賛成だけど、靖国は参拝は反対しています。
逆に
イラク自衛隊派遣反対だけど、靖国は参拝は毎年行っています。
みたいな、両方反対でも賛成でもない人いると思います。
そういう人たちが1つの政党でやっているのですから、
どうも私には政党政治は、党のために個人が犠牲になっているような気がしてなりません。


県知事は、議会の運営は大変でしょうが、
今回の滋賀県知事選挙のように、
民意が政党に勝ってしまうところがたまりませんね。
地方から国を変える。
期待したいです。