松岡さん(その2)

松岡さんとは、「ハリーポッター」シリーズの訳者、松岡佑子さんのことです。
以前書いたコチラ↓
2006-07-27 松岡さん
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060727
の、その後の話12日(火)の夕刊最終面(4コママンガのある面です)下、中央に記事出ていました。

「ハリ・ポタ訳者 居住国は日本」


課税巡り日・スイス協議

以前書いたの読んで頂くと話が早いのですが、
松岡さん東京からスイスに住民票も移して、
実際にジュネーブのマンションに居住しています。
と言うことで、スイスに納税したわけです。
これを東京国税局が、35億円の申告漏れとしたわけです。
松岡さんとしては、収入を得ている法人の収入は日本で納税して、
個人の収入分は、自分が住んでいるスイスにきちんと払っているのだから、
日本に払う必要は無い。
と言う主張をされてます。
そして日本とスイスとの相互協議を申し立てしていました。
結局スイス側が日本の主張を認めて、
松岡さんの居住地日本と言うことになったわけです。
スイス側は、松岡さんが既にスイスに納めた税金日本に戻すことになるのでしょうか?
スイスは世界中のお金持が、住んでいたり、口座を設けていたりするので、余裕があるのですね。
こういう大人の対応をしてくれたことで、
日本の税務署が助かったわけです。
でもこの続報出るのに11ヶ月かかっています。
だいぶ両国で協議したのでしょうか?


松尾さんは、たぶんご自身でこうした節税のやり方を思いついたのではないでしょうから、
コンサルティング料も払っていたことと思われます。
(はっきり書いておきますが、「コンサルティングを受けていただろう」と言うのはあくまで私の推測で、事実とは違うかもしれません。でもね、ご本人がこういった手段思いつくとは、どうしても考えにくいです。)
脱税と言うわけではなく、合法的に節税を行ったつもりが、
結局コンサルティング料だけ高く付いた事になります。
こういった、様々な節税の方法お金持ちの方はたくさん知っていらしゃることと思います。
実際こういった方たちの、節税を含む資産運用で利益を得ているコンサルティング業者は存在します。
税務署もかなりの研究・努力していますね。
あんまりやりすぎるとお金持ち本当に海外に移住してしまって、
日本で税金払わなくなってしまう恐れも感じます。


社会保険庁見てても、今までのいい加減な仕事が元で、また余計な税金使いそうです。
そんなのを見ていると税金払うの嫌になりますね。
税金を無駄使いしないで、上手に使ってくれれば、
私たちが、納税に苦労しなくても、国の家計はちゃんと回りそうな気がするのですが、
税金を使う立場の人たちが、そういう感覚がなさそうな感じがして悲しいです。
お金持ちの節税非難する気持ちが無くなって、
税金集める以前の問題として、上手に使ってね!
それが今日の結論になってしまいました。