新銀行東京

supiritasu2008-03-12

余談ですがさっき「なんやかんや」のカウンター見たら、
偶然にもこんな→→→→→→→→
ことになっていました。


本題です。
昨日の朝日・朝刊の1面にも出ていました。
アサヒコムのリンクです。
http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY200803100364.html?ref=any

新銀行東京 元代表に損害賠償請求検討 都の責任触れず

今回の騒動見ていて思うのは、
1、誰に責任があるのか?はっきりしていなくて、
2、誰もが責任を取ろうとしていないこと。
ということですね。
この国は民間企業の方はまだ責任の所在を明らかにして、やり直す力がある気がします。
例えば、今私たちが抱えていることになっている、
借金(国債)なんでこんなに膨らんで、誰の責任で、何処に原因があったのか??
不明???
今の状態になる前の、
バブルという名の好景気、
何であんなに無謀なことが許されて、あの時大量に動き回った資金は結局誰の手元に残ったのか??
不明??
いま長期にわたった景気回復(一応そういうことになっていますね)のようですが、バブルといわれた項好景気の後、不況が長引いたのは、経済運営の政策的な失敗があったと思うのですが、結局それを追求することなく今になっています。
国(新銀行東京考えると行政と言った方が良いかもしれません)が絡んだ問題って、
「深い傷を負ってもそのまま担当者が放置して逃げ切ってしまう」
そんな感じがぬぐえません。

都も仁司氏ら旧経営陣の責任を追及する方針だが、旧経営陣の反発も予想される。

とのことですが、問題になったから、新経営陣が旧経営陣に責任を押し付けている感じです。
仁司さんの経歴です。

仁司氏はトヨタ自動車出身で、ゼネラル・モーターズとの合弁事業に携わり、豊田工機専務、豊田通商監査役を務めた。総合商社トーメンでは副社長として経営再建を指揮。企業再建や財務に詳しいことから招かれ、04年6月に同行トップに就任。

金融機関の出身ではありませんが、この問題が浮上してから出ている融資、無理があることは承知するぐらいの感覚はお持ちのはずです。
旧経営陣は、多少無理しても貸付を増やすように、
都又は石原さんに言われていたのではないか?
そんな気がするのですがいかがでしょうか?


TVで都議会での石原さんの映像見ましたが、
自分には何の責任も無いと言う印象が出ると都民の反発を買うので、
そういう雰囲気が出ないようにしている感じはしましたが、
責任逃れをする、という逃げの姿勢でもなく。
カリスマ性をいかした強行突破の感じですね。
「決して弱みを見せないぞ」
そんな感じです。
そして、
「追加融資をしないともっと損害が広がるようなこといっていました」
ホントなの??
そう思います。
他の方法にあえて触れないようにしている感じします。
他の方法の1つに「撤退」という選択肢もあるわけです。
自分が都知事の任期を終えるまで、多少税金つぎ込んでも撤退だけはしない。
そんな感じ受けます。
石原さんには泥水は飲めなそうですね、
そうであるなら、威圧的な態度は改めて、
素直な心で様々な方法を実際模索して、シュミレーションして見る必要があると思います。
威圧的な態度では良いアイデアも石原さんの元には上がって来ませんよ。
東京オリンピックの誘致にしても、石原さん攻めの姿勢が目立ちますね。
こういう方って、守りに弱そうです。