6月23日の意味

昨日の朝日・朝刊、社会面(手元の新聞で34面)
夕刊1面トップ、沖縄慰霊の日の記事出ていました。
夕刊の記事リンクしておきます。
http://www.asahi.com/national/update/0623/SEB200806230001.html?ref=any
この記事によると、

23日は沖縄戦で日本軍の組織的抵抗が終わった日とされる。

そうです。


沖縄は、日本で1番早く戦争が終わっているわけですね。
本土ではない、場合によったら日本ではないぐらいの認識が当時の日本軍にはあったのではないでしょうか?
その意識今でも持っている方いそうです。
事実として、
教科書から「軍の強制」削除したり、
私たちは、日本史の中で、沖縄の歴史についてほとんど習っていませんね。
実際は、
天皇家を主体にした日本の歴史とは違った、
琉球王朝
がありました。
完全に独立した国家がそこにはあったのです。
そのことについて、
ウィキペデァに出ていることさえ全く私は知りませんでした。
琉球王国 - Wikipedia
私が昨日まで知っていたのは、薩摩藩琉球へ侵攻して支配下に置いたということぐらいからでした。
この知識も、よく見ると正確には、

沖縄は薩摩の付庸国(ふようこく)

という表現使われてます。
付庸国 - Wikipedia

付庸国(ふようこく)は、主に外交権など対外主権の一部を宗主国に対して、制限されている国家のこと。

保護国と似た概念であるが、保護国より一定の独立的地位を認められている点で、両者は国際法上区別されている。 例えば、李氏朝鮮は清の付庸国であったが、1905年以降の大韓帝国大日本帝国保護国であった。

近隣諸国には、戦争での日本のしたこと謝罪していますが、
沖縄に対しては、同じ国ということで、謝罪あったの?
そんな疑問持ちます。
私は、沖縄を犠牲にしてしまった日本。
そんな意識を持ち続けています。
沖縄、一般人に多大な犠牲を出していますね。
しかも、攻めて来ているアメリカ軍による一般人の犠牲者数と、
守るべき日本軍による一般人への犠牲者数、(さて、この表現自体認めない方々いらっしゃいますが)
どっちの方が数が多かったのか?
「正確な答えが絶対に出てきそうも無い」
そんな疑問を、私もっています。
そして1年経つごとに、沖縄の真実は今以上に解明が難しくなっていくことと思います。
8月15日の終戦以前に、6月23日に沖縄のこと毎年キチント考えて。
戦争をしない・起こさない、そういう決意をしっかり持ちたいですね。