宅建学習のコツ

supiritasu2008-12-30

今日からお休み、私も「なんやかんや」更新したら実家に帰ります。
朝起きて気になる「かまきり」確認しました。
場所換えするので探しましたが、まだ健在でした。→
エアコンの室外機の下にいました。


本題です。
「時間があるときに書こう」と思っていたので今日になってしまいました。
1度目1点不足で落ちて、2度目1点上回って合格しましたが、
2回とも点数は同じ34点だったのであまり進歩がないですが、私が勉強しながら思いついたこと書いておきます。


参考書選び大事ですね。
まず何の知識もないわけです(私社会学です)宅建の参考書は本屋さんに行けばわかりますが、ものすごくたくさん出ています。
いい参考書をいきなり選んで楽して合格したいですよね。
どうしたか、ネットで情報収集しました。
ミクシーに様々なコミュニティありますよね。
それに入会したり、トピック読んだりして、
評判の良い参考書を探しました。
で、選んだのは、らくらく宅建塾です。

一発合格 らくらく宅建塾〈2008年版〉

一発合格 らくらく宅建塾〈2008年版〉

著者の方、日建学院という宅建受験の学校を全国に展開しています。
ご自身の講義をDVDで販売していたりかなり手広くやっています。
この本は、法律の条文を出さずに、その法律が、実際どんなことを言っているのかわかりやすく書かれています。
それと、語呂合わせで記憶するように工夫されています。
ただし、私は語呂合わせ一つも覚えませんでした。
って言うより覚えられませんでした。
例えば、宅建行法の、重要事項説明書の記載事項17あるのですが、
これを丸暗記するのに、

官僚が(か)徒歩で私道を上下して預り金を分けたそうろう

ゴロ合わせが用意されています。
これ覚えるだけで大変ですし、覚えたとして、それが何なのか?わからないと意味ないですね。
せっかくなので17項目挙げておきます。語呂合わせで関係してくる文書はにしますね。
官僚1、工事完了時の形状・構造
が(か)2、除に関する事項
が(か)3、疵担保責任履行措置
徒4、記された権利の種類内容
歩5、令上の制限
私道6、私道負担の有無
上下7、上下水道
し8、住宅性能評価を受けた築住宅
て9、金保全措置
預り10、預り金・支払い金保全措置
金11・12、金銭×2
分13、区所有建物の話
た14、物の話・15、借の話
そ16、害賠償
ろう17、ローン


これ見て受験するの嫌になってしまうかたいそうですね。
私も、意地悪く面倒そうなゴロあわせ選んでいます。
でもこういうことをキチント覚える人が高得点で合格するのです。
こういうのを、理解するように勤めて、4択ですから、そのうちの1つを何とか選べれば点取れます。
ただし、私のようにギリギリになりますけどね。
50問中過去28年間の最高合格点は36点です。
しかも1度です。
35点は6回です。
問題が難しかったのでしょうね。
26点で合格という年も1度あります。
合格率は20.5%〜12.9%の間で調整されています。
この12.9%の時の合格点が26点でした。
最近は17%前後で推移しています。
難しい問題は皆出来ないから捨てても大丈夫なように出来ています。


さらに過去問勉強は必ずしましょう!
予想問題なんかやらなくても、過去問やった方が合格への近道です。
過去問宅建塾3冊あります。

宅建塾問題集 過去問宅建塾〈1〉権利関係〈2008年版〉

宅建塾問題集 過去問宅建塾〈1〉権利関係〈2008年版〉

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

今年は3冊ともやりましたが、最初の年、
宅建塾問題集 過去問宅建塾〈3〉法令上の制限・その他の分野〈2008年版〉
は、時間がなくて購入すらしませんでした。
この問題集本屋さんで見たらわかりますが、3冊ともかなりの厚さです。
根性無しの私はビビってしまい、モット薄い本に手を出しました。
その後、このシリーズの1に手を出したのですが、
厚さのわりに、意外と量がこなせます。
この過去問見開きで、左側のページに問題、右のページに解説となっています。
1問解くと2ページも進んでしまいます。
「最初からこっちやっとけば良かった」後悔しました。
この本のいいところは、過去問が年度別ではなくて、
内容に応じて分野別に出ています。
そうすると、過去問と全く同じ出題や焼き直しの問題結構あります。
その点をいちいち解説で指摘してくれます。
同じような問題を何度も間違えていれば、さすがに覚えますよね。
そういう仕組みになっているところが良いです。
問題の配列も、らくらく宅建塾と連動していて、
テキストの単元やって問題。
これを繰り返すこと出来ます。
さすがに今読んだばかりの問題やって間違えるのは悔しいですが、
そうやって、自分がいかに理解できていないか確認しながら勉強できます。
問題の解説中には、らくらく宅建塾の何ページに書いてあるよって出ていて、
そこにラインマーカーなんか引いてあったりしました私。(^_^;)


問題集ですが、年度別に編集されたものもあります。
最初の年そういうのもやったのですが、お薦めしません。
年度ごとだと、同じ系統の問題を間違えているのに気がつかないから、
(アッ本当は気がつかないといけないんですよね)
時間と労力がかかるわりには点数が伸びないと思います。
あと1問1答式の問題集もあります。
これは、本試験の問題やると、出来が悪くて落ち込むので、一問ずつ○×で判断していった方がよい部分あることは認めますが、私は本試験の問題で訓練することをお薦めします。
本試験では4択です、どうしても1つにしぼれない問題出てきます。
その時に文章のちょっとした表現のニュァンスの違いから勘で1つ選ぶこと重要です。
1問1答ではそういった勘が養えません。
最小限の予算と努力で合格するためには勘も大事です。
4択全部わからなくて、勘で当ると嬉しいものです。
(アリャなんか勉強法ではないようなこと書いていますね)
宅建試験は、「正しいものを選べ」だけではなく「間違ったものを選べ」もあります。
問題読むときに正しいものの時は○、間違ったものの時は×を問題の横に大きく書くのもコツです。
この過去問3冊は全部出来るまで何度も繰り返せば40点は取れると思います。
私は3冊とも1度やって、間違った所だけもう1度やったら試験でした。


試験前に是非目を通して欲しいのが、
ズバ予想宅建塾です。

ズバ予想宅建塾 直前模試編〈2008年版〉

ズバ予想宅建塾 直前模試編〈2008年版〉

毎年、法改正があります。
しかも改正になった部分良く出ます。
法改正になった部分なので、過去問には出ていません。
この本は10月の試験前の8月にそういった法改正の分部の解説も含めて出ています。
何点かは拾えると思います。
本番と同様の問題配列で、2回分模試もついています。
これ難しいです。(タブン)
2007年度版、36点合格基準となっていまして、試験前にやった結果。
模試1回目:30点
模試2回目:25点
で、本番34点でした。
2008年度版も、36点合格基準で、試験2週間前に2年目ということで自信をもってやったのですが、
模試1回目:25点
模試2回目:27点
でした、1年何をしてたのだか?ッていう結果でした。
(言い訳ですが、春はテクニカルセキュリティ受けていたので、宅建は半年勝負を2回しました。)
かなりの危機感持ちまして、最初の年ほとんど手を付けなかった、
法令上の制限・その他の分野をやったりしました。


試験前に点数が足りなくて短期間に点数をあげたい場合、

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

宅建業法
集中的にやってください。
初年度私はこれで点稼ぎました。
過去問壱の権利関係(民法とか出ます)16問
過去問弐の宅建業法16問
法令上の制限9問
税法その他9問(税法3問・その他6問)
となっていますが、宅建業法が1番簡単で分野も狭いので似たような問題が何度も出ています。
ここで得点しない手はないです。

#追記
この引用マーク分部です。
2009年から問題構成変更になるようです。

(予想構成)
宅建業法20問 (+4問。2008年は16問。)
権利関係14問 (−2問。2008年は16問。)
法令制限8問 (−1問。2008年は9問。)
税法  2問 (−1問。2008年は3問。)
益々宅建業法直前にやったら良いですね。
宅建業法今まで点取りやすかったです。ということで、これを機会に合格点が上がる可能性あると思います。
でも、合格率を今の状態で保っているのであれば、難易度は上がらないと思います。

宅建試験は問題の難易度に関係なく、単純に合計点で合否が決まります。
ですので、宅建業法は短期間で勉強が出来て点数も稼げます。
私は、最初の年宅建業法直前に追い込んで、
(過去問2の宅建業法やっただけです)
16問中14問出来ていました。
権利関係は、短期間で得点挙げるのは難しいといわれています。
なんせ、勉強する範囲が一番広いです。
今年は、宅建業法は妙な自信があって最後の追い込みでは上記のように他をやったわけですが、
16問中12問の正解で去年より2点も下がってしまいました。
今年の試験は、宅建業法の難易度がいつもより高く、それで去年より合格点が下がった(2点マイナス)と言われています。


試験本番のアドバイスです。
試験問題は、問30からやりましょう!
毎年問題の配列決まっていて、問1〜16は権利関係が並んでいます。
3年前とかは、問1に難しい問題出て受験生がいきなり意気消沈とかあったようです。
ですから、確実に点を稼げて、しかも簡単な宅建業法から解くわけです。
宅建業法は問30〜45の16問です。

後述:
今年から配点変わるようなので、問30〜宅建業法ではないですね。
事前に「問いくつから業法」と公表あれば良いですが、無い時は試験会場で確認することになります。
チョット辛いですね。

そのまま問50までやって問1に戻ります。
これだとあっちこっち穴あきでやって、マークシートの塗る場所1問飛ばし、したりのミスも防げますね。


らくらくシリーズまだあります。

まる覚え宅建塾〈2008年版〉 (QP books)

まる覚え宅建塾〈2008年版〉 (QP books)

この本私最初の年買いましたが不要だと思います。
「らくらく宅建塾」のダイジェスト(暗記)版で持ち運び便利ですが、
ちょっと重くても「らくらく宅建塾」持ち運んだほうが勉強になると思います。この本今年買いましたが、2〜3問やっただけでした。
分野別になっているので、やる気はあったのですが、予想問題より過去問の方が点数に結びつくと思っています。
しかもこの予想問題は、ズバ予想宅建塾と違って直前の情報が満載っていうわけではありません。
買わなくても合格は出来ると思います。
宅建塾問題集 ズバ予想宅建塾 模試編〈2008年版〉

宅建塾問題集 ズバ予想宅建塾 模試編〈2008年版〉

これは購入したことないです。
本番試験と同じ形式で、50問ずつ6回分?ぐらい出ていたと思います。
タブンやったら自信なくしそうですね。
しかも年度別でやったのと同じで、又同じところ間違えたっていう悔しさが味わえないかも?です。


で、このシリーズ読者カード付いています。
出したほうが良いです、
法改正があって、ほぼ毎年確実にテキストの内容が変化します。
そういった情報、出版社のホームページで確認する必要あります。
読者カード出しとくと正誤表がキチント郵送されてきます。
間違えて覚えるの悔しいですよね、しかも法改正された分部出題確率高いので重要です。
モチロン単純な誤植もあるようですが、版を重ねているので、あまりないようです。
正誤表郵送後の訂正記事が、今年は出版社のホームページに出ていたりしました。
何の勉強でも、出版社サイトでの正誤表の確認は必要ですね。(^_^)




本の活用だけでなくネットの活用もしました。
ミクシーのコミュニテイ「宅建」「宅建試験」とかで検索するとたくさん出てきます。
会員数の多いところほど活発にトピック出ていて良いです。
著書も出している十影さんのサイトも情報満載です。
http://tokagekyo.7777.net/
http://tokagekyo.7777.net/
サイト内にこんな部分まで親切に用意されています。

【重要】平成20年宅建試験の改正法対策のページ (税制改正含む)

【重要】統計問題出題データのアウトライン 平成20年版

メルマガも活用できます。
十影さん
http://www.mag2.com/m/0000095266.htm
十影響のスーパー宅建WEBマガジン
毎日過去問1問ずつ配信して解説してくれます。
http://www.mag2.com/m/0000179544.html
宅建の過去問
週1ペースです。
http://archive.mag2.com/0000266705/index.html
宅建合格の秘訣~苦手分野は捨てるべし!! [まぐまぐ!]
色々ありますので、自分にあったメルマガ探してみてください。
私は仕事のある日はほとんど勉強しないので、
せめてメルマガだけでもやっておくようにしました。
ただ力が付いたのは本だったと思います。
最少の投資というのであれば、この5冊。

一発合格 らくらく宅建塾〈2008年版〉

一発合格 らくらく宅建塾〈2008年版〉

宅建塾問題集 過去問宅建塾〈1〉権利関係〈2008年版〉

宅建塾問題集 過去問宅建塾〈1〉権利関係〈2008年版〉

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

宅建塾問題集過去問宅建塾〈2〉宅建業法〈2008年版〉

ズバ予想宅建塾 直前模試編〈2008年版〉

ズバ予想宅建塾 直前模試編〈2008年版〉

計9,870円です。
情報処理の参考書と比べてお値段安いですね。
モチロン私は、参考書他のも買ったりしていますが、
今から思うとこの5冊で良かったのはないか?
そう思っています。
ここまで読んでおわかりのように確実に合格できる話ではないです。
合格へのコツをご紹介したと思ってください。
独学で宅建受験決意された方が、私のように1点不足で落ちないように、
そして出来ることなら合格点を超えられますように願っております。


#後述
合格後の手続きも書いています。
2008-12-12 宅建試験合格後 - なんやかんや
2008-12-13 宅建試験合格後(その2) - なんやかんや
2009-01-24 宅建試験合格後(その3最終回) - なんやかんや


宅建合格後、マン管・管業。受験しようなんて思います?
私思いました。
コッチも時間掛かりましたが、独学で合格しました。
よろしければ、ご覧ください。
2012-01-30 マン管・管業学習の手引き - なんやかんや


講師の面接があって、試験内容が宅建業法35条を説明する課題でした。
そのとき作った資料ココに掲載しているのでリンクしておきます。
2012-02-29 宅建業法35条(重要事項説明書)解説 - なんやかんや
結果、非常勤講師として登録はされているのですが、その後1年以上経っているのですが、人が集まらなかったりで、未だに仕事していません。^_^;


追記
今は2013年7月28日です。
講師の登録していますが、未だに仕事していません。
この件についてもう少し追加しておきます。
ここに書いた内容読んだらわかっていただけると思いますが、私が非常勤講師として、登録されているのは、
ここで紹介している「らくらく」シリーズの会社ではありません。
私はこの会社の関係者ではありません。
本屋さんに行くと、「らくらく」に負けないくらい場所とっている資格予備校の参考書何社かありますね。
私が関係しているのはそっちの会社です。*1
この会社の参考書もミクシーとかで見ると評判は良いようです。
ただ残念な事に私は使ったことがないのでなんともコメントのしようがありません。^_^;
上記講師の面接受ける時、その会社の参考書立ち読みしましたが持っていないので、結局上記「宅建業法35条」の参考資料もらくらくです。
この会社の参考書、非常勤講師採用後、社労士の本は2冊買わせていただきました。
交渉したのですが、社内販売の対象にはしてもらえませんでした。^_^;
結局、エルパカのクーポン使って割引で買いましたよ。

*1:そもそも元を書いたときは、大手ではなく、街のパソコン教室の講師の経験しかありません。