お金使いすぎですよ。

今日の朝日・朝刊2面の時時刻刻の見出しです。

2700億円基金 誰のため


財界と政界主導権争い


「世界最先端研究」とは・・・分かれる解釈


研究者「他にしわ寄せ?」

見出しの羅列ではなんだかわからないので、asahi.comから引用します。
http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY200904160287.html
http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY200904160287.html

先端研究に破格の支援 政府、30テーマに2700億円2009年4月17日10時33分

 科学技術の研究者に1件当たり平均90億円に上る研究費を提供する支援策に政府が乗り出す。最先端研究で日本の国際競争力を高めるのがねらいで、国内の科学技術分野への支援金としては過去最大規模。早ければ夏ごろまでに約30テーマでリーダー役の研究者を選び、資金提供する。

 16日の自民党の科学技術創造立国推進調査会で政府側が報告した。約15兆円の09年度補正予算案を含む経済危機対策の一環。

 約3千億円の基金日本学術振興会に設立する案が検討されており、うち2700億円を「世界最先端研究支援強化プログラム」(仮称)と呼ばれる研究資金に充てる。残りの約300億円は若手研究者の海外派遣事業に使う。

 iPS細胞研究などの再生医学のほか、ナノテクや材料工学、環境・エネルギー技術などの分野が有力視される。内閣府文部科学省によると、総合科学技術会議を拡大させた有識者会議をつくり、公募などを通じて集めた候補から、3〜5年後に世界的な成果が期待できる研究テーマと、その中心となる研究者を選び出す。

 文科省は09年度に約3800億円の競争的研究資金を充てたが、特定の研究者に提供される最も額の大きい「戦略的創造研究推進事業」の場合、1件当たり最大で年間3億〜4億円、5年間で15億〜20億円。

 研究資金は、事業によって年度をまたいで使える場合もあるが、あらかじめ申請した使途以外に使うことは難しい。このため、今回は研究資金を5年間にわたって自由に使えるようにし、研究に専念できる環境づくりをめざす。

景気対策という名の、選挙対策のバラマキの一環って感じします。
確かに研究開発用の資金必要でしょうね。
でもどの研究も予算の見積もりは必要ですが、こういう研究って予算が思わずかかったり、思ったより予算いらなかったりするのではないか?
素人ながらそんな予想してしまいます。
だって「最先端」ですよ。
そんなに何もかも予想できる「最先端」ってなんか不安??
渡された予算、どうせお金あるからって無駄遣いしそうな気がします。
この国の予算も、
「余らないように使い切る」
こんなようなことが行われている気がします。
将来こういったバラ撒かれたお金を返さないといけない、これから生まれてくる子供たちに迷惑がかからないようにしないといけませんね。
お金をどの研究に出すかを決定する、有識者会議のメンバーもその対象の研究内容きちんと把握できるのでしょうか?

3〜5年後に世界的な成果が期待できる研究テーマ

って言うのも心配です。
今は先端で良くても、3〜4年後にはもう古いってありますよね。
今全く存在もしていないもので、3〜5年に花形の産業って言うのもありそうですね。
将来の日本の先端技術を今から育てる!
って言う発想は悪くないかもしれませんが、
まんがの施設と同じで、お金の使い方よく考えた方が良いと思いますよ?


2700億円使うっていう目標が先にあるところに問題が一番あるのでしょうね。
「お金は計画的に使いましょう」
こういうお金の使い方が、私たちの今後の生活を苦しくしていく可能性!
麻生さん否定できますか?